怒りの傾向を知る。

強迫的ギャンブルは感情的な問題だと思われる。ーGAハンドブックP12-

あなたは感情的な人間だろうか

僕は意外と感情的な人間である(笑)

意外と言ったのはそれを表に出すことは少なかったから、最近は結構表に出すけどね

笑うし、泣くし、話すし、怒るし。

ギャンブルに狂っていた頃は感情を表に出すことはなかった

いや出せなかったし、だからこそ嫌なことも断れなかった。

そういうドロドロしたものは自分の心の中でとぐろを巻いて渦巻いてく

表に出せなければ自分を傷つける行為へと向かっていく

それが僕の場合はギャンブルだった。

世界と調和していくためにはどうしたらよいのか?

自分を知ることである。

あなたは自分が怒りを感じた時になぜ怒りを感じたのか理解しているだろうか?

きっとそれには傾向がある。

僕もそうだった

今ではなぜ自分がその感情を感じたのか理解することができるが

ギャンブルに狂っていた時は無理だった

怒りに巻き込まれ、それは嵐のように僕を支配した

さて、そこからどうやって抜け出したかの話をしよう

怒り自体は悪いものでも何でもないし、無くさなければいけないものでもないと僕は思う

アンガーマネジメントなどもあるけど、そもそも何に怒っているのかを理解することが大事だと思う

あなたはそもそも何に怒っているのか

それは怒った時にすぐに振り返るしかない

いらいら不機嫌になった時に立ち止まる

「何を僕はイライラしているのだろう」と

そうすると気づくかもしれない

「あの上司の言い方に僕はイラついたのだ」

「彼女の態度にムカついた」

などなぜ怒りを感じたのをますは理解しよう

何回かやってみると「怒りの傾向」がわかるだろう

例えば

「苦手な人といる時」

「自分の思った通りにいかない時」など

自分はこういう時に怒る傾向があるなと理解する

次にその怒りを点検してみる

例えば「上司に怒られた」ということにしてみても

・それは自分のために言ってくれたことではないか

・上司の言い分にも一理ある。

・上司も疲れているんだな

などと決して理不尽に怒っているのではないこともあると

自分の考え方を少し柔軟にしてみる

その練習を繰り返してくとやがて気づく

別に怒ることのことではなかったな

ということに。

それから僕は怒ることが少なくなっていった

大事なのは怒ることを無くすことではないし、それは無理な話だ。

理不尽なことには怒らなければいけないと思うし、僕らは聖人ではない。

大事なのはなぜ怒っているのかとそれにどう対処するのかである。

それには多面的な視点が必要となってくるし、練習が必要となるだろう

誰かに話して点検してもらうことも有効だと思う

そんな時は気軽にカウンセリングを利用してみてくださいね

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僕は今でも怒ると不機嫌になるし、彼女との電話も勝手に「おやすみ」と切り上げてしまう(笑)

まあ 次の日謝りますけどね(笑)

今日も賭けない一日を。