不寛容な時代。

とても不寛容な時代だと感じる。

寛容なことを求めれば求めるほど不寛容になっていく

そんな感じ

誰もが上げ足を取ることに目を光らせている

それを指摘すればさらに批判され

やがて人々は沈黙していく。。。

「多様性だよね」とか「パワハラだよね」と言う武器を振り回す者もいる

確かにそうだと思うこともある

それと過剰にやりこめるのは何だか違うと感じてしまう。

社会の風潮は個人の感覚に影響を及ぼす

かくいう僕もそんな感覚を持ってしまっている

自分の中のそんな感覚を感じると

「気をつけなければいけない」と思い直す

例えば

「そういう価値観もあるよねえ」という意見があると

「そういうのはもう時代遅れだよね アップデートしなきゃ」と言われ

それにはさらに

「え?そんなことまで言われるの?」みたいなことになり

別にどっちの考えもあっていいわけであって

どっちかにしなきゃならない というのが不寛容だなあと思う

何と言うか

「多様性」「寛容」「ハラスメント」みたいな表面上の言葉だけが先走り

攻撃的になり、言葉が武器になっていく

「そういうのってハラスメントだよねえ」

「寛容じゃないよねえ」

「今って多様性じゃん?」

いや 言ってる意味はわかるし、正論だと思う

でも おじさんが真理を言おうと思う

「正論だけが正しいわけでは決してない、考え方に余裕がないと視野が狭くなって自分の間違いに気がつかなくなる」

ということ。

正論だけが正しいわけではない

だけど正論じゃないものだけが正しいわけでもない

それを見分ける寛容さを身につけたいと思う。

今日も賭けない一日を。