よく依存症の人は「0か100かの考え方」をしてしまう
「0か100かの考え方」は言い換えれば「完璧主義」であり、「こうでなければいけない」と思い込んでいる
僕が自分でそれに気づいたのが30歳の頃だった
その時教員採用試験に2度落ち「人生オワタ」と思っていた
次の年から教員はあきらめて派遣の仕事で関東へ行った
そこにはいろんな地域からいろんな人が働きに来ていて
その中には毎日すごく楽しそうに暮らしているやつもいて
僕は「ああ 別に教員にならなくても幸せに生きることはできるんだな」と実感した
それからもいろんな「ねばならない」に囚われてきた
・結婚くらいしないとね
・子供はいた方がいいよね
・このくらいの収入がなきゃね などなど
それらのことは誰に言われたわけではないけど
そんなことを感じていた
別にそうじゃなくても死にはしない
つまり大したことではないのだ
よくギャンブルをやめようと決意してスリップして
「もうだめだ、人生オワタ」と嘆く人がいるがそんなわけがない
世の中は、いや人生は「0か100かではない」し
別に40点だろうが30点だろうが生きていけるのだ
そもそも100でなければいけないという価値観は自分自身が創り出した幻想である
カラオケをするときに「うまく歌わなければいけない」とかね
それよりも楽しむ方が大事なのになあと僕は思う
まあ 価値観は人それぞれだからねえ
ま 僕はいつも20点で上出来!と思ってますけどね(笑)
今日も賭けない一日を。