先日、彼女と些細なことで喧嘩した
LINEで「もういい」などとなったので
これはこれでおしまいなのかなあ と思ったりした
まあ 仕方ないなあと平気なふりをしていたのだが
次の日、独りの生活をしながら思い出したのは
2人で行った上野の神社の風景だった
4年近く2人で過ごした日々があまりにも楽しかったので
それがこれからできなくなると思ったら
僕は泣いていた
そして僕は彼女に謝った
人は失ってからそれがどんなに大切かを知るものだ
と理解した。
後日、僕は何に泣いたのだろうか と自問していた
たぶん 彼女のいない生活はひどく空虚でつまならいと理解したんだと思う
あと僕の身体に彼女が沁みついていて
もはや彼女がいないのが考えられないレベルになってしまっていた
独りの生活に戻るのが震えるほど恐ろしくもあった。
まあ それが恋というものなのだろう
恋はいつも未知なもの。