S君との再会。

昨日の相談会で声をかけられた。

「きっと当事者の人だろうな、誰だっけ?」

言い訳をするわけではいが僕は声をかけられてもほとんど記憶にない

記憶力が欠如しているのだと思う(笑)

だから失礼してしまうのだが、大抵は「どうも」と言ってお辞儀をしているが

なんとなくあの人だっけ?とぼんやりして終わる(笑)

最近は会場などで声をかけられることもたまにある

「Rさん!!」

いや どこで会った家族の人だっけ?なあ

「どうも」

もはや苦笑いである。(笑)

言い訳するが僕が失礼なわけではない

記憶力の欠如である。(笑)

んで にこやかに「Rさん、どうも」と声をかけられた

「前にお会いしたSですよ」

はて、、、、、。。。。

「前のセミナーで僕、体験談を話したんですよ、青森の自助グループにも参加しました」とにこやかに言われ

僕は記憶を探し出す

あああああああ

僕は彼と会っていた、4年前に。

彼は4年前に青森で開かれた相談会に当事者として壮絶な体験を話してくれた

壮絶な話だったので僕は

「世の中には大変な人もいるもんだなあ」と思ってしまった(笑)

その彼が今メッセージ活動にに来ている!?

僕はしばらく呆然としてしまった

4年前僕もギャンブルをやめ始めたばかりだった

相談する側だったのだ、僕も彼も

それが4年経ち、僕も彼も依存症予防アドバイザーになり、何とか回復している

SさんとSSさんと僕とで当事者の相談の話を聞き、その後青森の自助グループに参加してもらい、分かち合いをした

僕もSさんも4年間いろいろあったと思うし

今だってお互いに悩んだり、立ち止まったりしていた

そんな分かち合いをした

僕は彼にお互い4年間、生きてきて良かった、回復してきて良かったなと声をかけた

僕らは完璧な人間にはなれない

でも、そんな僕らでも1日1mm成長すれば1年で365mm成長する

4年ならかける4である

「1人ではない」

今日も世界のどこかで仲間は悩んだり、泣いたり、笑ったりしている

その思いが僕らを孤独から救い、前に進む力を与えてくれる

良い日でした

今日も賭けない一日を。