感情との向き合い方。

あなたは感情とどう向きあつていますか?

今日は怒りの感情との向き合い方を考えてみましょう

依存症は「感情の問題」とよく言われます

依存症の人は「感情の処理」が下手で時にもて余します

特に「怒りの感情」との向き合い方を考えてみましょう

最近は「アンガーマネジメント」なども普及し

怒ることは悪いことのように思われがちですが

もちろん不当な行為には怒らなければいけません

ですが それ以外の怒りについては

自分が何に対して怒っているのか 理解した方がいいです

頻繁にムカついたりする人は一度冷静になって

「自分が何に対して怒っているのか」点検してみましょう

その時に「多面的に視る」ことや

少し「俯瞰してみる」ということが大事です

具体例をあげましょう

僕の話です

昔 僕はよく怒っていました 

もちろん表には出しませんが、いつもムカついていたような気がします

ある日こんなことがありました

職場の後輩の女性が

「Rさん ここはこんな風にするとみんなもわかりやすいと思いますよ}と

僕に教えてくれました

事実はそれだけです

だけど僕の心の中では

「なぜ、君に仕事のやり方を注意されなければいけないんだ!」とムカついていました

その時僕は

「自分がなぜ怒っているのか」を点検してみることにしました

そしてよく振り返ってみると

・彼女は仕事のやり方を教えてくれただけ

・別に馬鹿にしていたわけではない

・僕も仕事のやり方を学ぶことができた

と考えることができました

事実は

「彼女は僕に仕事のやり方を教えてくれた」だけですが

僕には

「仕事のやり方を注意され、馬鹿にされた」と感じたのでした

振り返ると

「彼女は親切心で仕事を教えてくれたのであり、別に馬鹿にしたわけではない」

と分析でき、「別にムカつくことでもない」と考えを修正できました

そうやって怒った時に「何にムカついた」のかを振り返ることにしました。

そうやって振り返っていくと多くのことは「別にムカつくことでもない」と理解していきました

そうすることによって僕が「ムカつく」頻度は少なくなっていきました。

「ムカつく」ことが少なくなることによって、それを解消しなければいけないということも減りました。

そうしているうちにそもそも「怒ること」が少なくなりました。

また「怒っても」誰かに話す練習をしました。

そうやって練習するうちに「自分の感情」の処理がうまくなりました

もちろん今でも「怒ること」はあります

それが普通ですし、自然な感情だと思います

だけど上手に対処しなければいつまでもモヤモヤしてしまうものです

一度 自分が何に対して怒っているのか点検してみることをおすすめします。

今日も賭けない一日を。