自殺を止める方法。

まあちょっと刺激的なタイトルにしてしまったが気になるテーマではあるので

先に本当に役に立つ具体的な方法を提示しておく

もしもそういう人に何かしたいと思うなら

・話を聞いてあげる

・そばにいてあげる

・医療機関、専門機関に繋げる

がまあまあ正しいし、それくらいしかできない。

最近若者のODの話がニュースになったりするけど、昔からあったし、社会に一定数自殺する人はいる

社会論とかは面白いけど、今回は掘り下げない

僕の話をしよう。

僕は20代の頃、よく自殺企図をした(自殺企図とは自殺未遂のこと)

まあ その時代は「完全自殺マニュアル」の時代でもあったしねえ

僕は死にたかったのだろうか?

たぶん絶望していたと思う

絶望と孤独で途方もない真っ暗な闇の中にいた

どうすればそこから這い上がれるか全くわからなかった

だから処方薬に頼った

無気力なら抗うつ剤、不安なら抗不安薬、眠れないなら眠剤というふうに。。。

今思えばよく効く抗うつ剤は副作用が強かった

昔の三環系抗うつ薬はよく効いた、けど焦燥感やイライラも強く諸刃の剣だった

僕はそれをついこないだまで常用していた

やめるのがもはや怖いレベルだったし、減薬していくと調子が悪くなった

今思えば飲んでいた薬と自殺衝動が関係ないとは僕は思えない

ただそれなしには生活は難しいほどになっていた

今はほどんど服薬していないので、本当に楽である。

だから、何で死にたかったのか?と言われても難しいものがある

たぶん虚無感とかその辺だと思う

そしてあまりにも孤独を感じていた

たぶん薬で感覚が鋭敏になってしまっていた

すぐ死にたくなった(笑)

まあ 本当にひどい時はよく教会にいった

神にすがれるものならすがったし

誰かに依存できるなら依存してた

それくらいブルーな世界にいた

それは僕だけの感覚世界なので他人に説明するのは難しい

それでも世界を探せば仲間はいた

何人かは自殺した

僕は生き延びた

まあ大した違いはない

何の話だっけ?

自殺を止める方法は僕にはわからない

だけど 僕は「いのちの電話」とか相談機関をフル活用した

夜中に狂いそうになったら24時間やっている「いのちの電話」に電話したり

電話占いに電話をし話を聞いてもらったりした

誰だって人生のうちでおかしくなる時期なんてあると思う

僕は本当にきつい時、音楽に助けられた

推しの次のアルバムが聴きたいから

せめてそれまでは生きよう とか

そんなレベルだった

今はかなりちゃらんぽらんになったので

そんな繊細さはどこかに行ってしまった(笑)

いいことなのか悪いことなのか

僕のひどい時を知っている人に会うと「変わったね」と言われる

僕にはよくわからないことだけど良いことなんだろう

少なくとも今の僕はまだまだ楽しいことがありそうだから死ぬのはもったいないと思っている

人は未来が見えない時に絶望する

少しでも光や明日が見えると少しは生きられる

僕は恵まれているとは思う

自殺を考えている彼、彼女たちが明日も生きられるか僕にはわからない

僕には祈ることくらいしかできないから

どうか 少しでも光が見えますように

ODから目覚めた時にあなたを思う人がそばにいますように願っています。