スーパーサイズ・ミーを観た。

まあ 1か月マクドナルドだけを食べるドキュメンタリー映画だ

プライムビデオで観れるので興味がある人は観てほしい

もちろん健康に悪いという話だ。

でも僕が感じたのはそこではない

これは2004年に公開されている

20年前の話だ。

この後に一応ファーストフード業界は非難され、健康志向へと一応シフトした。

でも20年経った今はどうだ?

何も変わっていない?

よくわからないけど

でも社会の価値観はこの20年で変わったと思う

映画を観ると20年前からヴィーガンという価値観はあったんだなあ

不健康から健康へ

肥満から多様性へ

ルッキズム、摂食障害、などなどなど

僕が感じるのは20年の価値観の変化だ

今やフィットネスブームだ

誰もが健康志向である。

いくらこのような食品産業の闇を暴いたところで

僕らはスーパーで売っている魚の切り身の泳いでいる姿を知らない

この鶏肉はどんなニワトリの肉なのかも知らない

「国産は安全なんだろうなあ」とか

「海外産はコスパがいいなあ」くらいの感覚である

それが普通。

また最近たまにネット記事で

「安い醤油を買う人の危険性」みたいな記事を読むことがあるけども

そういう人は「高い醤油を買う余裕が家計にない」ことが想像できないのかもしれない

そんな僕は今日も

どこで育ったか知らない豚と野菜の炒め物を食べ

少し値段の高いお茶を飲み、ありがたがっている

こういうことを書きながらいつも思い出すことがある

僕の好きな漫画「寄生獣」の冒頭

「誰かが地球を守らなければと言った」

という場面を思い出した。

僕はコークと侍マックを頬張り、タランティーノを観てゲラゲラ笑うバカでありたいと思う今日この頃

今日も賭けない一日をありがとうございました!