不安障害について。

思えば僕は不安障害なんだと思う

それを発症したのは16歳だった

高校1年の秋~高校2年にかけて少しずつおかしくなっていった

高校1年の秋に急にすべてがどうでもよくなり、虚無に襲われた

僕はパニックを起こし、学校に行けなくなった

高校2年の春から少し休んだ

自分でも何がどうなっているのか良くわからなかった

部活も辞めてしまい、他人と関わらず、自分の中の不安を持て余していた

ひどい時は泣きだしてしまうほどで、消えてしまいたいと感じていた

人が怖いし、生きていく自信もなかった

たぶん強迫性の不安障害なんだと思う

例えば将来のことを心配し始めると居ても立っても居られなくなり、不安で胸が締め付けられたりした

それは大学に入っても続き、僕は精神科に入退院を繰り返した

時には不安で狂いそうになり、自分を傷つけた

こんな不安に耐えるくらいなら死んだ方がいいと感じていた

20歳から精神科の薬を常用するようになった

抗鬱剤、抗不安剤、眠剤、。。。

すべて不安を落ち着かせるためだった

薬がなければさらに不安になった

不安から逃れるためにギャンブルに狂い、セックスに狂っていった

不安障害には鬱も伴い、薬を使いながら何とか社会生活を送れるようにバランスを取っていた

それは去年の今頃も続いていた

近年長い間服用していた抗うつ剤が副作用のため製造中止になり、他の薬へ変更しなければならなかった

そして新しい薬を試すうちに今の薬と相性が合った

副作用もないし、社会不安障害にも効果的だった

どうも最近調子が良いのはいろいろ経験してきたのもあるが

相性のいい薬のおかげだと感じている

それはそれで良かったと思う

調子が良いと違う不安も出てくる

「調子が良いのは薬のおかげで薬がなければ生きていけないのではないか?」みたいなことを考えて

薬を辞めてみては調子が悪くなったりしていたこともあった

今回の薬は相性いいし、少量の継続で調子がいいのでよっぽど何かない限りは継続していくと思う

薬を変えたり、減量したりすることで困ることは

自分の調子によって周りに対しての態度や緊張度が変わるので

社会的な活動に影響が出てしまうことだ

今は調子がいいから大学の講義などもしているし、人前に出るの平気だが

調子が悪いとそういうのが全くできなくなるから困ったものだ

不安障害、それも僕の特性だと今は感じているし

だからこそいろんなことを勉強したり、どうすれば穏やかに暮らせるか日々考えている

そしてそういう経験が誰かの役に立てればなあと思っている

今日も賭けない一日をありがとうございました!