ロスジェネはこう生きてきたを読んだ。
雨宮さんは僕と学年が同じで似たような拗らせ方をしていたので知っていた
本の中のキーワードが刺さり過ぎて胸が痛い(笑)
「ロスジェネ」「失われた10年」「派遣法」「終わりなき日常を生きろ」「完全自殺マニュアル」「南条あや」
これらのキーワードに敏感に反応してしまったあなたはロスジェネ世代だろう
まあひとくくりに「Z世代」と言われても1人1人違うように
「ロスジェネ世代」と言われても生きてきた内容は当たり前だが違う
ただ「社会の空気感」みたいなものは共有している
僕はロスジェネ世代であり、第2時ベビーブーム、学歴社会であり、超氷河期時代でもあった。
だけどそれを客観的に見る余裕なんてどこにもなかった
政治が企業の調整弁として「派遣法」を作ったのかもしれないが
引きこもりで中途ではどこも働けなかった僕にとってはブラックな環境でも
実家を出て働けるというのがありがたかった
派遣村の時には解雇されたけど、自分も働けるんだなあと思えた。
社会で何とかやっていける
コミュ障でも人見知りでも働けるんだと思えたので僕はありがたかった
地元には仕事がなかったし、どこも雇ってくれなかったから
確かに僕が大学卒業の時期には超氷河期時代と言われてやっと就職した同級生の拓銀が潰れたりしていたが
僕ははなから社会に出るのが怖かったし、就職活動の仕方もわからず、まともに生きるのをあきらめていた
なんか最近「超氷河期時代の非正規の人を正社員に!」みたいな制度があるらしいが
「え?今ごろ?」と笑うしかない
きっとほぼ50歳近いだろうし、いや20年前にやれよ とは思う(笑)
まあ 僕はもともと拗らせていたけどねえ
「何で生きるのか?」とか「人生に意味はあるのか?」とか
そういう拗らせ方をすると「生きづらく」なってしまう
もちろんそういう問いは間違いではないし大事なことだ
ただ、考えてばかりいても何もわからない
動いてみて失敗してみなければ、何もわからない
と当時の僕に伝えたいけど
ま 耳を貸さないだろうなあ(笑)
ま 寄り道したから本たくさん読んだり映画好きだったりするし
それはそれで今は楽しいよねえ
青年期は絶望しかなかったけど(笑)
あの頃絶望してた人達も意外と元気に50代になったりしているから
面白いよねえ
寄り道ばっかしてきて良かったなあ
今日も賭けない一日をありがとうございました!