依存の定義とは?

さて、また難しい問題を記事にしようとしています

たぶん何度も何度も推敲し、コンプラを守り、あくまで僕個人の意見をして記事にしてみようと思います。

初めに僕はギャンブル依存症当事者であり、ASK依存症予防教育アドバイザーでもあります。

その上で僕個人としてこの記事を書いています。

読み苦しい部分がありましたらお許しください(強固な予防線(笑))

この記事のきっかけはゲームの記事でした。

そもそも僕が引っ越しはやめてそのお金で任天堂スイッチを買って別居している6歳の息子とできたら楽しいだろうなあと思ったのがきっかけです(まだ購入してはいませんが)

まずは僕自身のゲーム歴の話をしましょう。

僕はファミコン世代であり、小学生低学年でファミコンが流行り、高学年でドラクエ1が発売され、発売に行列ができ、窃盗や恐喝まで出たという時代に育ちました。

僕は一人っ子だったし、しかもひねくれていたので、みんながファミコンを買ってもらっているのに一人で「スーパーカセットビジョン」というハードを買ってもらうようなひねくれものでした(笑)

その後、ファミコンが全盛となり従兄弟の家でスーパーマリオやゼルダの伝説を指を加えて眺めるという屈辱を味わいました(笑)。

ある時、ファミ通(ファミコン雑誌)を立ち読みした時に新発売のコナミの「ツインビー」というソフトの無敵になる裏ワザが袋とじで載っており、僕はその雑誌を買い袋とじを開けました(本体もソフトも持ってないのに(笑))

そしてその裏ワザを試したくてソフトだけを買い、従兄弟の家でやらせてもらいました。

その後中学になってからは部活で忙しく、高校の時はゲームはなぜかやりませんでした。

でも大学に入って出たのが「FF7」でした。

僕はそれを大学に行かずにやっていました。

楽しかったですね。

その後はゲームから離れていきました

RPGが好きでしたが、30歳にもなると耐えられなくなっていました

たぶん「時間が溶けること」にだと思います。

それからはスマホゲームを時々やるくらいで特にゲームに興味ないですし、youyubeでゲーム配信を見ることはありますが自分でやることはありませんでした。たぶんハマるのが嫌なんだと思います。

僕の時代も「ゲームは1時間にしなさい」とか言われたものです

高橋名人や毛利名人に憧れ、友だちと16連射の訓練をしていました(笑)

大学の帰省時には必ずドラクエⅠ、Ⅱをやったものです。

ま 僕のゲーム背景はそんなものです。

それでも今は何とか社会で生きています(笑)。

話がかなり逸れましたが、僕がゲームの購入を検討している時にこんな記事がでました

⇒“ゲーム反対派”小籔千豊が2年間で4000時間ゲーム三昧 親子大会開催まで至ったワケ

お笑い芸人の小藪さんがゲーム反対派だったけど今は子供と楽しんでいるというほのぼの記事です

こちらが本ですね

ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由 [ 小籔千豊 ]

それで終われば良かったのですが、ついついコメントを見てしましたのです

そこには「ゲーム依存がどうたらこうたら」や「ゲーム障害」という文字が並んでいました

もちろん中には「ゲームにだって役に立つことはある」という意見もありました。

僕はもともとゲームをやっていたこともあり、ゲームをやること自体が「ゲーム依存」に結びつきませんでした。

まあでもそう思いつく人たちもいるのだと感じました

では依存の定義とは何でしょうか?

Q.依存症ってなに?
A.特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることです。
人が「依存」する対象は様々ですが、代表的なものに、アルコール・薬物・ギャンブル等があります。
このような特定の物質や行為・過程に対して、やめたくても、やめられないほどほどにできない状態をいわゆる依存症といいます。

依存症についてもっと知りたい方へ~厚生労働省~

これによると「やめたくても、やめられない」状態になることを依存症とし、

Q.依存症って何が問題なの?
A.依存対象のことを大事にしすぎることで、自分や家族の生活に不都合が生じます。
飲酒や薬物使用、ギャンブルなどの行為を繰り返すことによって脳の状態が変化し、自分で自分の欲求をコントロールできなくなってしまいます。
だんだんと飲酒や薬物使用、ギャンブルなどの行為を第一に考えるようになってしまい、他のことがおろそかになり、
社会生活をしていく上で優先しなければいけない色々な活動を選択することができなくなっていくのです。

依存症についてもっと知りたい方へ~厚生労働省~

依存症の問題は「生活に支障を及ぼすこと」としています。

「やめたくてもやめれない状態」は「コントロール障害」とも呼ばれています。

ただ、個人が依存対象について依存となるかどうかは残念ながらやってみるしかありません

例えばお酒を飲んでも依存になる人とならない人もいます

ギャンブルを趣味の範囲で遊べる人もいるでしょう

まあ僕はダメだったという話ですが(笑)。

「ゲーム依存」も確かにあるでしょう。

でも、それを時間を決めてできる子もいればできない子もいるということになります。

大事なのはその危険性も説明し、さらに依存症になっても回復できるという説明をすることだと思います。

ゲームをやっているから「ゲーム依存」

ギャンブルをやっているから「ギャンブル依存」

アルコールを飲んでいるから「アルコール依存」と結びつけるのは短絡的だと思います。

もちろんコメントにはそんなことは書いていませんが、僕自身気になってしまったので。

しかも、「ゲーム」や「アルコール」や「ギャンブル」自体に問題があるわけでもないです

ギャンブル依存症当事者の仲間にも「ギャンブル産業は悪だ!潰れてしまえ」という考えを最初に持ってしまう人がまれにいますが

本当にそうでしょうか?

僕自身で言えば「ギャンブル」がなければ他の物や行為に依存していたと思います。

問題は「依存物質」や「依存行為」ではなく、自分の方に問題があるのです。

少なくても僕はそうでした。

僕はきっとゲーム機を買って息子と楽しむでしょう

実は元嫁はもともとゲーム好きでゲームのデメリットも理解し、息子が僕の部屋でスイッチをやった時も

「30分やったら10分休憩だよ」と言って自分でセーブしていました

よほど母親が怖いのでしょう(笑)

最後に大事なことを書いて終わりたいと思います。

Q.依存症って治るの?
A.回復することは可能です!
依存症になると、 飲酒や薬物使用、ギャンブルなど をほどほどにできなくなるといわれています。
しかし、様々な助けを借りながら、止め続けることで飲酒や薬物使用、ギャンブルなどに頼らない生き方をしていくことは可能です。依存症は糖尿病や高血圧のような慢性疾患といわれています。そのため、しっかりとした付き合い方が大切です。
もし回復途上で、止め続けることに失敗したときは、そこからまた止め続けることを再開することも大切です。

止め続けるためには、正直に自分の気持ちを言える場所があることや、孤立しないことが大切です。依存症は誰でも陥る可能性のある病気であり、決して恥ずかしいものではありません。

本人や家族だけで抱え込まないで、早めに専門の機関に相談しましょう。

依存症についてもっと知りたい方へ~厚生労働省~

今更ながら正しい知識って大事だよなあと思いましたとさ

つたない記事を読んでくださりありがとうございました!

あ 今年は少しずつ講演活動もしていきます!

まあ 少しずつです(笑)。

今日も賭けない一日を