3年前、僕は先行く仲間にDMで「どうしてもギャンブルが辞められないんです。助けてくれませんか?」と悲痛な思いで助けを求めた。
仲間は「とりあえず、ミーティングに参加してみませんか?」と誘ってくれた。
それが始まりだった。
すべての始まりだった。
今は信じられないかもしれないが、僕は自分のことを話すのが嫌だった。
何なら「なんでおめえらに俺の話を話さなきゃならねえんだよ!」くらいには病んでいた(笑)。
でも、ミーティングで自分の番にあり、少しずつ自分の話をしていった。
仲間はただただ聞いてくれた。
それから毎週少しずつ自分の話や悩んでいることを話した。
毎回、仲間はただただ聞いてくれた。
僕も仲間の話をただただ聞いた。
この「聞く」ということがなかなかできなかった。
時には話している仲間を否定したくなったり、イラついたりもした。
でも、共感することも多かった。
そのうち「ああ 僕も同じなんだな」と思えるようになった。
そして、もっと話したいし、もっと聞きたいとなって多くのミーティングに参加するようになった。
自分の話を聞いてもらえる。
そんな嬉しいことはなかった。
リアルでは誰も聞いてくれなかったから。
それからは何か話したいことがあればミーティングで卸すようになった。
そうしているうちにミーティングが居場所になり、知り合いが増えるようになった。
今は僕がミーティングの場所を提供するようになった。
やっぱり今でもミーティングが楽しいのだ。
話してすっきり、答えなんかは出ないかもしれないけど、また明日頑張れる。
そんな感じだ。
それが僕が変わったきっかけ
遠い、遠い、3年前の話。
僕がまだ無口だった時の話(笑)。
今日も賭けない一日を。