弘前藤代健生病院の依存症家族会におじゃましてきました。
どういうきっかけがあったかというと藤代健生病院では坂本先生がギャンブルを含むアディクション外来というのをやってらして、GA青森にも度々仲間をご紹介してくださっていました。
坂本先生自身も数年前GA青森にご自身の勉強のため参加してくださっていたのですが、僕は名刺をいただいたのにも関わらずその頃ギャンブルを全く辞めれていなかったので「はあ、そうですか」くらいの感じでした(笑)。すみませんでした。
そして継続してGA青森へご紹介してくださっていたのでご挨拶も含めて参加させていただきました。
自助グループを広報するにあたって医療機関へのアプローチは非常に大事だし効果的なのですがそのほとんどは難しいです。
なぜなら医療機関ではほとんど自助グループへの理解がありませんから。(青森ですが)
僕は医療関係者ですが同僚に聞いてみても自助グループの存在をほとんど知りません。
そんな中医療機関で医師から「自助グループに行ってみてください。」と言ってくださるのは強力なバックアップになります。
僕は青森市内で医療機関にアプローチしたことがあるのですが、あまり効果はありませんでした。
家族会では最初坂本先生の講和から始まりました。
その内容も今の依存症対策の現状に非常に沿ったものであり、回復には自助グループが必要と明言されていて感銘を受けました。
でも、例えば医師に「自助グループに行ってみてください」と言われて、「どこでやっていますか?」「青森です」と言われたら僕なら面倒で行きません。
なぜなら弘前から青森まで車で1時間ほどはかかります。
そこで支援が途絶えてしまいます。
もちろんオンラインのミーティングの案内もしてきました。
ただ、オンラインはもともと自助グループに通っていた人ならすんなり参加しやすいのですが、そうでない人には結構ハードルが高いものです。
なので、GA青森の弘前会場を開催することにしました!
頻度は月2回程度、今考えているのは青森会場を第1,3,5土曜日、弘前会場を第2,第4土曜日とし、運営していきます。
あとは会場を借りるだけなの来年2月にはやります。
何より僕は弘前が好きですね。弘前城、岩木山、いろんな魅力がある街なので楽しみです。
まあ身体が1つしかないので、順調に行って仲間に運営を任せられるくらいになればいいですね。
まずは医療機関からの受け皿を作っていきたいと思います。
家族会の後半は依存症家族の分かち合いを聞いたのですが、いろいろと考えさせられました。
やはり、家族は家族の深刻な悩みがあるし、医療機関では解決できない分野もあるなあと思っています。
特にアルコールの問題でしたが、家に帰れば家族が対応するしかありませんからね。
そういう時に家族会がちゃんと機能していれば、知恵や経験を共有できるのではないかと感じましたね。
まだまだ社会資源が少ない印象を持ちました。
僕自身は当事者のお話しかできませんでしたが、どこかの支援に繋がっていただければと祈るばかりです。
また、現場で働く職員の方ともご挨拶できましたので、今後とも連携を取っていければと思っております。
今回はありがとうございました!
僕自身は非常に出不精なのであまり市外の活動はしなかったのですが、これを機に少しずつ活動の場を広げていけたらなあと思っています。
医療機関が自助グループに理解あるのは非常に心強いです。
貴重な体験と今後の活動の指針のきっかけをありがとうございました!
今日も賭けない一日をよろしくお願いいたします!