ギャンブル依存症の最近の傾向。

仲間の話を聞いていて最近ギャンブルにはまる人の傾向が変わってきたと感じる

傾向といってもギャンブルの対象の話だが

僕らの時代は10代、20代に「パチンコ、パチスロ」にはまり、そのまま依存症へが多くのパターンだった。

僕もギャンブルの対象は「パチンコ、パチスロ」であり、時々「麻雀」だった

もちろんその時代は「スマホ」がなかった

スマホが出てきたのは 初代iphoneの発売日が2007年6月29日だそうだ

もちろんそれから普及するのはもっと後である

僕自身も初めて持ったスマホは「iphone 4」だったと思う

「iphone4」の発売日は2010年6月だそうだ

おそらくそれ以前はネットで投票ギャンブルやオンラインカジノは普及してなかったと思う

あったとしても普及してなかった

だから僕らのギャンブルの対象は主に「パチンコ、パチスロ」だった。

もちろん 「競馬、競輪、競艇」もあった

でもスマホを使ってはまだ普及してなかったと思う

つまりこの10年でギャンブルの対象ががらりと変わった

この前ミーティングで40代、50代の僕らはオンラインカジノにはまった若い仲間に

「いやあ パチンコ・パチスロなんて古いのかもなあ(笑)」なんて自虐的に話したものだ

それくらい「スマホでできるギャンブル」はギャンブルをするハードルを下げてしまったと僕は思う

加えてこの4年間のコロナ禍で爆発的に利用者は増え、共に依存症者も増えた。と感じる。

だって外に出なくてもいいし、スマホでできて、何なら24時間やってたらそりゃあやるでしょ

さらに悪いことにこのスマホでやる系のギャンブルは本当にやめにくい

なぜならスマホはいつでも手元にあるから

アプリを消したところでまたインストールすればいいし、加えてクレカやなんちゃらぺいなどでできてしまう

この前、普通に会社の上司らが日曜日の講習の時に普通にスマホで競馬をしていた

まあ そういう時代なんだと思う

当たり前だがギャンブルが悪いわけではないし、今後ギャンブルがなくなるとも僕は思ってはいない

まあ産業として金になるし、依存症でない人にとっては娯楽の意味もあるから

アルコール依存症の人がいるからといって禁酒法を作ればいいわけではない

それは歴史が証明してきた

たぶん 無くすのではなく、きちんとどう付き合ったり、依存症になったらどうすればいいかという

教育の方が正しいと思う。

どうせ禁止しても闇にもぐるだけなのだから

僕らが目指すのは排除ではない、排除しても救えない。

大事なのは「あなたは独りではない」ということだ

僕はずっとずっと独りだと思っていた

この世界に独りだと思っていた

なぜ 誰も気づいて反応してくれないのか

僕は見えてないのか?

そう思っている君に

「あなたは独りではない」と伝える必要がある

最後にクレカが使えるギャンブルに対してはクレカや借金をできなくするしかない

その1つの方法をシェアしたい

「貸金協会」に「この人には貸さないでください」という申請を本人や家族が出せばそれ以降ほとんどの借金の審査は通らなくなる

ただこのやり方の欠点は申請から3か月過ぎると本人でも解除できてしまう

またブラックリストの載るので生活に必要なローンは組めなくなる可能性がある

これらの欠点をクリアした方法を仲間がやっていた

・3か月ごとに再申請する

ということをやっていた

もちろん家族と本人が一緒に3か月ごとに再申請し、それを繰り返していた

そうすると本人でさえも3か月解除できないのが続いていくし

必要な場合は解除もできる

頭いいなあと思ったものだ

ただこの方法も完璧ではない

何しろ3か月ごとの再申請は面倒なのだ

ずっとしていくわけにはもいかない

生活のためのローンなどを気にしない場合には

任意整理一択である

僕は断然任意整理をすすめる

というかそれ以外はギャンブルをやめるのは難しいとすら思っている

まあ その辺は話はまた今度

良い夏休みを

今日も賭けない一日をありがとうございました!