青森県立保健大学での講義。

6月6日(木)青森県立保健大学で精神保健福祉士を目指す学生さん8名の前で講義をさせていただきました。

これはASK依存症予防アドバイザーとして、またギャンブル依存症当事者としてのお話をさせていただいています。

大学からはゲストスピーカーとして「精神保健福祉援助実習Ⅱ」というきちんとした単位となっております。

大変ありがたいお話と僕の話が授業なんか良いのかという感じですね(笑)

今年で2回目なんですが去年1回目は2コマ3時間もいただいて、しかも初めての講義形式だったので準備も大変だったし、話もただ夢中で話していました。

今年は2回目ということで少し資料もわかりやすくしたし、講義内容も学生が興味持てる内容を盛り込みました。

このお話はもともと僕の仕事関係でご縁があった大学や教授の方々の計らいで実現したもので本当にありがたいことだと思っています。

こういうことをやりたいと思ってはいましたがまさか今のような形で実現するとは思ってもいませんでした。

ご縁ってありがたいですね。

去年は15名前後、今年はZOOMを含めて8名の学生の参加でした。

みなさん 精神保健福祉士を目指している4年生なので、実習を終えていたり、就職活動をしたりしている時期です。

講義をした感想なんですが、毎回思うのはやはり専門的な勉強をしているので理論がしっかりと頭に入っているということです。

それは非常に感心します。

ただ当たり前ですが実際に仕事をしているわけではないので、まだまだ頭でっかちな感じですね。

仕方ありませんが(笑)

でも理論もすごく大事だと思います。

社会に出て支援をする立場になって悩んだ時に助けとなるが「基本原則」や「理論」だと思います。

講義の内容は

1、依存症ってなに?

2、ギャンブル依存症Rの講義

3、質疑応答

4、関係を壊さないNO

5、感情の対処とセルフケア

6、自分を好きになるトレーニング

です

1はASKの教材を使い、依存症について講義しました

2は僕自身のギャンブル依存症の経験や回復の話をしました

3の質疑応答は1,2を踏まえて学生に必ず1つ質問を考えてもらい、それに僕が答える形でした

4は「関係を壊さないで断る」スキルについてグループワークやロールプレイをしてもらいました

5は「感情との付き合い方」を話しました

6は「自分を好きになるトレーニング」をやりました

2以外はASKの教材を使っています。

講義ばかりでは飽きるので必ずグループワークやロールプレイを取り入れています。

今回は去年よりも学生に参加しやすい形にしました。

特に3の質疑応答はするどい質問などもあり、感心しました。

5、6などは自分を大切にすることをテーマにしています。

「セルフケア」の大切さを話すと学生はとても関心を持ってくれますし、自分を振り返ってくれます。

僕が伝えたいと思っているのは意外と「自分を大事にすること」だったりします。

また今回は2の部分でかなり自分のことを詳しく話しました。

最初原案を作った時に「なんか薄っぺらいなあ」と感じ、きちんと自分のことを自助グループで仲間に話すように話してみようと思いました

その方が学生には伝わると思いました。

今更隠すこともないので(笑)

まあ そんなこんなで夢中で話していたら終わりました(笑)

今回も非常に楽しかったです。

機会を与えてくださりありがとうございました!

毎回学生の感想を後でいただくのですが僕はそれを宝物にして取っておいています。

それが僕のこれからの励みとなっています。

ありがとうございました!

その他の大学や医療関係機関のオファーもお待ちしております!(笑)