精神保健センターのミーティングに参加してきました。

先日、精神保健センターのミーティングに参加してきました。楽しかったですね。自助グループの分かちあいとは少し違っていて、テキストのワーク形式のミーティングでした。1つの課題を各々やってそれについて分かち合いをする。みたいな感じでした。学校みたいで楽しかったですね。

先日の課題は「ギャンブルに費やした時間とお金を実際に計算してみる」でした。

今回の課題は病院でやっている課題を参考にしているようでした。参加者は僕を含めて3人、相談員は2人で進められました。精神保健センターでは月に一度当事者のミーティングを行っており、プログラムとしては1年を期間としているそうです。

最初にその日までの「ギャンブルしたくなった日」「大丈夫だった日」などをカレンダーにシールで貼っていって、どういう状況だったを分かち合いをしました。

特にスリップしたからといって、責められるわけでもなく、問題になるわけでもありません。これは大事なことですね。

課題をして分かち合いをする。という流れでしたが終始フレンドリーな雰囲気でしたし、相談員の環境作りが大変良かったなあと思いました。

最後に自助グループの紹介をさせていただいて、精神保健センターのミーティングは月1回ですが、自助グループのミーティングは毎週ありますよとアナウンスさせていただきました。

今後も機会があれば参加し、よい関係を作っていければと思います。

1つ感じたのは自助グループはやはり「ギャンブルやめれた、やめれない」を結構気にしますし、カウントもします。30日、60日、90日を区切りとしたりもします。

でも、最近はそればかりではないなあと感じています。「ギャンブルをやめれた、やめれない」がすべてではないですし、むしろ「居場所」としての環境作りの方が大事だと思っています。

アプローチの仕方も自助グループばかりではなく、精神保健センターに繋がるのもいいでしょうし、形式だって「分かちあい」だけでもないですし、ワーク形式ばかりでもないと思います。

大事なのは「依存症者が安心して繋がることができること」だと思いました。

精神保健センターの相談員のみなさん、ありがとうございました!