そろそろ本当のことを話そうと思う。

ギャンブルをやめてあと3か月で2年になる。そろそろ本当のことを話してもいいと思う。今日書く記事はあくまで僕の主観であり、誰にでもあてはまるものではない。

僕がギャンブルをしてきたのは

「心の穴を埋める」ためである。

これは本当の話。2年前よく仲間に「心の穴を埋めるにはどうすればいいですか?」そう聞いてまわっていた。それほど僕にははっきりと「心の穴」が感じられた。手触りがするくらいに。

そして、その穴を埋めるために処方薬を使い、性行為をし、ギャンブルをした。不思議な話だが、今僕にその穴はない。いつの間にか消えていた。不思議なことに。

今思えば僕の「心の穴」は生まれた時からだった。もちろん主観的な話になるが、僕は生まれて半年で母を亡くし、父は失踪した。

赤ん坊の僕は悟ったのだ。「ああ これから世界で一番愛してくれた人がいない世界で生きていかなければいけない」と。僕は大声で泣かない赤ん坊だったそうだ。そりゃそうだ。「もう泣くまい」と思っていたのだから。おそらくだが(笑)。

そして僕は「欠けた人間」として育った。(あくまで主観である。)

高校生の頃、突然壊れてしまった。すべてがどうでもよくなり、虚無と寂しさに襲われるようになった。そして「欠けたまま」歳だけ大人になっていく。心は子供のままで。

僕は「欠けた人間」として「欠けた仲間」を探すようになる。それはしばしば容易に見つかった。同じ匂いがしていて、「欠けて」いたから。

でも「欠けた人間」どうしでは「心の穴」は埋まらなかった。

いろんなことを試してもみた。森田療法、内観療法、インナーチャイルド、カウンセリングetc。自分の家族ができると変われるかとも思った。けどだめだった。せめて自分の子供は違う環境で育てたいと願った。「欠けた人間」の世代伝播は僕で終わらせてやると思った。

45年かかった。

やっといろんなものを失って、僕は「心の穴」を意識しないようになった。

いつの間にか「心の穴」は消えていた。

独りではなくなっていた。

やっと「生まれてきてよかった」と思えた。

それが僕の物語。

今日も賭けない一日をありがとうございました!

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