4年半前、僕がした任意整理について。

YJカード    467,868円

三井住友カード 303,700円

セディナ    100,794円

西京銀行    677,842円

楽天銀行    550,332円

合計負債額  2,100,536円

4年半前、僕には上記の負債があった

もはや月々の支払は無理な負債になっており、初めて任意整理を検討した

近所で開業していた司法書士事務所を訪ね、負債を話した。

当初は個人再生を希望していた

個人再生とは、返済額が100万円前後に減額になる制度である

なぜ個人再生かというと単に負債が減るならその方がいいじゃんと思っただけである。

司法書士に相談してから1年間は個人再生に向けて動いていたが

家計簿をつけたり、口座の明細を提出したり、結構面倒で最後の方で弁護士さんに口座の出入金の明細を説明する必要があったが

当時めちゃくちゃどんぶり勘定で暮らしていたので

何をいくら使ってどうしたのか説明できるはずもなく

結局個人再生はあきらめて任意整理に切り替えた。

5社の合意書をお願いするのに1社5万円かかった。

つまり司法書士の費用が25万かかった

でも任意整理により月々の支払いは支払い可能な返済額にしてもらい、利息もカットしていただいたので何とか返済できた。

返済開始から3年半ほどで完済した

その間ボーナスの半分はいつも返済にあてていた

完済までの期間が会社によって違ったので、完済が1社終わるたびに返済額も減っていき

少しずつ返済も楽になっていった。

最初は月3万くらいから始まり最後は月1万程度返済していたと思う

もちろん任意整理をしていなければ返済は不可能だったと思う

さらに言えば任意整理の返済中は新たな借り入れはできないので

借金がこれ以上増えることはなかったし、返済の間はギャンブルはしなかった

借りれない状況でギャンブルをしてしまうと生活できなくなってしまうからだ。

そういう不安の中で早く返済してしまいたいという気持ちで返済していた。

当初5年くらいの返済計画だったが3年半で返済した

完済したときは「やっと終わった」という気持ちだった

返済期間中は旅行も行けなかったし、欲しいものも買わなかった

それよりも早く返済を終わらせたかった。

実は司法書士の費用も分割にしていただいていた

「支払える金額で毎月払ってください」という言葉に甘え

毎月5千円ずつとボーナス時に多めに支払い、費用を完済したときには嬉しくて菓子折りを持って挨拶に行った。

「自分でも借金を返済することができた!」という自信となった。

人生で何かを完済したのは初めてだった。

毎月の返済については給料日に何をおいてもネットバンキングで返済の振り込みをまずやった

しかも銀行が開く前に自宅でPCから振り込むというのを守った

そうしないと返済のお金をギャンブルで失った場合終わりだからだ。

そうやって僕の返済生活は終わった。

まあ 何とか返したという感じである。

たった200万か と思う人もいるかもしれないが

僕らは借金の額を競っているのではないし

金銭感覚の狂っていた僕にとってはすげえ大変だった

何よりも大変だったのは返済第一で好きなことにお金を使えなかったことである

だから今好きな本を買えるのが何より嬉しい。

参考になればいいのが。

次回は借金の経緯を書いてみたいと思う

今日も賭けない一日を。