現金を持たないことを徹底する。

時として、ギャンブルをやめて時間を持て余した時、ふと「ギャンブルしたいなあ」と思ってしまうことってあると思います。そんなときに下せる口座に現金があったらどうでしょうか?僕ならたぶんギャンブルすることを防ぎ切れません。

もし、そういう時に現金を持っていなければ、ギャンブルすることを防ぐことが可能です。100%ではありませんが、ある程度は可能ですし、現金を持ってしまうよりもギャンブルする危険は少ないです。

以前、僕はギャンブルをやめていた時期に釣りをしていました。その日も朝から釣りをしていました。釣りは面白く、いい趣味を見つけたなあと思ったものです。ただ、その日は昼頃になって飽きてしまいました。その時にふと「パチンコしたいなあ」そう思ってしまったのです。

そして、残念なことに下せる口座にたぶん、1万くらい入っていたのでしょうか、そのまま現金を下ろしてスリップしてしまいました。まあ、そういうこともありますね。だから現金を持たないことが大事なのです。

今の時代、現金を持たなくても生活できます。便利になりましたね。しかも国を挙げてのキャッシュレス化です。これはチャンスです。生活をキャッシュレス化していきましょう。別にクレジットカードを作れとは言っていません。クレジットカードは借金ですので、危険極まりないです。

じゃあどうするのか?1つは電子マネーを利用することです。今時、電子マネーはどこでも取り扱いがあります。今後も増えていくでしょう。もう1つはプリペイド式のクレカを利用することです。僕はLINEPAYカードを使っています。これはあらかじめ入金して使うタイプのクレジットカードになります。入金した分しか使えないので使いすぎ防止にもなりますね。

また、僕はスーパーではスーパー独自のプリペイドカードを利用しています。ガソリンも毎月使う分だけ入金して使います。これで特に不自由はしていません。それでも現金を使う場合が出てきますが、例えば、病院とか、外食とか、まあそういう場合は使う分だけ下します。

銀行口座も工夫しています。現金を下ろす口座は通帳のみ持っています。カードは破壊しています(笑)。余裕がある現金はネット銀行に入れておき、そこから振り込みで下す口座に必要な分だけ振り込みます。一人暮らしの僕にはこれくらい厳重に管理する必要があります。

それでも、ギャンブル依存症真っ最中の時は無理でした。どんな厳重な管理も突破しました。通帳を破ろうがカードを切ろうが再発行しますし、なんならハンコも変えたりします。さらには定期を解約します。僕は定期を貯めたことがまだないですね。(笑)それくらい無理です。そして、そういうことに関してギャンブル依存症者は天才です。本当に天才なのです。

どんなに審査が通らないと言われようと審査を通そうとするし、スマホの現金化は当たり前、どうにか現金を手に入れようと知恵を働かせます。その知恵たるや、まじで天才です。それをギャンブルにあてるのですから、目もあてらません。

それではどうすればいいのでしょうか?

失敗してください(笑)そして、どん底をみるしかありません。たぶん。何度も何度も失敗してカードを再発行して、嘘をついて、ギャンブルをして絶望して、それでもあきらめずに「ギャンブルをやめたい」と思うしかありません。絶望はやがて祈りに代わり、その扉は開かれるでしょう。

もちろん、上記の話は現金でしかできないパチンコ、スロットの場合だけです。ネットでできるタイプの競馬やボートなどは違う対策が必要でしょう。パチンコやスロットだってキャッシュレス化が起きればもはや防ぐ手立てはありません。

だから、僕らは自助グループに繋がる必要があるのです。

「なぜ、ギャンブルをするのか?」一度考えてみる必要があります。あなたは「なぜ、ギャンブルうをするのか」考えてことはありますか?儲かるからでしょうか?刺激でしょうか?楽しいからでしょうか?嫌なことを忘れるためでしょうか?

一度考えてみてください。「あなたはなぜ、ギャンブルをするのでしょうか?」 では、また。