流浪の民。

最近 知り合いによく会う

しかも会いたいなあと思っていると街で偶然出くわしたりする。

それはいいし、僕のメンタルもまあまあいいので会話したり次に会うのを決めたりするけど

時々 面倒だなあと思う

そう言えば僕は昔からどこか誰も僕のことを知らない場所に行きたかった

そこだっていずれ僕を知る人の場所になるんだけど

時々「知ってること」が煩わしくなることがある

まあ 人付き合いは苦手だしコミュ障なのかもしれない

20代の頃、僕は他人が怖かったり、他人と関わりを持つのが苦手だったので

自分のことを「離人症なのかもしれない」と思っていた

ともかく他人といると居心地が悪かった

もちろん1日や数時間なら平気なのだが

今の僕の部屋に上がったことのある友人は3人くらいしかいない

恋人とか1対1の関係は得意なんだけどねえ

気使うからかなあ

「空気読めよ」みたいな空気が嫌なのかもしれないなあ

いまだに慣れないし、独りの方が気楽だなあ

まあ そういう人間なんだと自覚している

その割に理解されたいと強く思ってたりした

たまに僕に関心を持ってくれる稀有な良い人たちによって

僕は何とか社会と蜘蛛の糸で繋がっているのである

そんなことを思ってしまった

ま 無理しないのが一番だねえ

そもそも人間関係に正解はないし

こうしなければいけないもない

世界は不思議だねえ

今日も賭けない一日を。