ここまで来るのに15年かかった話。

僕は今47歳で、本気でギャンブルをやめようと思ったのは30歳頃だったと思う。

20代でパチンコ、スロット、麻雀にハマっていた僕はもはや抜け出せなくなっていた。

だけど何とかなってしまっていた。

実家に住み、叔父の財布から金を盗んではギャンブルをしていた。

引きこもりで、寄生虫で、イネイブリングしていた。

メンタルも抱えていて、就職もできず、誰とも交われず、虚無の中でただただ息を殺すように生きていた。

30歳頃、2度目の教員採用試験に落ちいよいよ働かなければならなくなった。

その頃祖母が脳梗塞を発症し僕はイネイブリング先を失った。

もはや実家にいることもできずやっと家を出た。

派遣の寮つきの仕事で食いつないでいたが、ギャンブルをやめれないので生活はいつもひもじかった。

食べるものにも困るようになって初めて「ギャンブルをやめなければ」と思った。

その頃、ネット環境もなくガラゲーで今はなきyahoo掲示板の中に「パチンコ辞めたい」というスレッドに参加した。

数人と毎日書き込みをしていたがやめれなかった。

その数年後、ネット環境が少しだけ整備された時に個人が運営している掲示板に参加した。

結構在籍していてオフ会にも1度参加したが最後はスリップしたのに嘘をついていたので自分から辞めてしまった。

その頃地元に自助グループができるとなって運営の手伝いをした。

でも僕はその頃自助グループの何たるかもわからなかったしギャンブルを少しやめて天狗になっていたので、仲間とトラブルになり自助グループを飛び出した。

その後どこにも所属せず、やがて結婚して子供ができた。

でもギャンブルはやめることができていなかった。やめた時期もあったが金が入るとまた繰り返した。

ちょうどその頃祖母の遺産が入り当然狂った。嘘をつき、借金をし、離婚をし、任意整理をした。

また自助グループに復帰したのは45歳の時だった。

ギャンブルをやめたいと思ってから15年が経っていた。

回り道をしたのだろうか?

僕はそうは思わない。

30歳の僕はやめれなかったし、40歳の僕も無理だった、47歳の今だから何とかやめれていると思う。

結果論ではあるが無駄なことは1つもなかった。

そして死ぬ前にギャンブルをやめるチャンスを掴めて本当に良かった。

その頼りないチャンスの綱は二度と離さない。

離してたまるものか!

今日も賭けない一日をありがとうございました!

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