
今日はネット投票ギャンブルのやめることの難しさについて話したいと思う。
僕自身はネット投票タイプやオンラインカジノはやったことはない。
なぜならやり方がわからないから。単純にそれだけである。
でも1度やったらハマると思う。
なぜならギャンブル依存症だからだ。
そもそもネット投票が盛んになる前、僕にとってギャンブルとは「パチンコ・パチスロ」を意味していた。
つまり「パチンコ屋に行って打つ」ことを意味している。
さらにこのギャンブル場に行くということは多少の後ろめたさや罪悪感を伴っていた。
でも、ネット投票にはそれがない。
今日は日曜日、電車の向いに座っている人が何気なく触っているスマホでギャンブルしているのかもしれない。
そういうわけで僕はネット投票ギャンブルをほとんど知らない。
だけど仲間の話やニュースなどからやめる難しさを考えてみたい。
あくまで一個人の当事者の意見として捉えていただきたい。
まずは本日の記事⇒コロナ禍の影響? スマホで気軽にできるギャンブルにハマる人が増加
コロナ禍もあり、オンラインのギャンブルで依存症に至るケースが増えているという。
僕自身もミーティングをしていると半分くらいはオンライン系のギャンブルである。
近いうちにパチンコパチスロを逆転してしまうかもしれないと思っている。
だって家でできて24時間あってスマホでできて、さらに賭け金は青天井である。
やるしかあるまい。
さらにである。
これだけ盛んになったのはその「お手軽さ」である。
今や後払いなどでもできてしまう。
何度も言うが「後払い」というシステムは「借金」である。
まずは非常に簡単に身近に「ギャンブル」があるという現実がある。
スマホでできてしまうのだから。今日も9時からやる人も多いだろう。
いやすでにオンラインカジノであれば時間は問わない。
もはや「やらない方が難しい」状況なのかもしれない。本当に。
さて、ここからであるが「ネット投票ギャンブルの辞め方」を考えてみよう。
パチンコ・パチスロは今のところ辞め方は簡単である。
なぜなら「現金がなければできない」からである。
今のところであるが、やがてクレジットカードなどが利用できてしまうと難しくなるが今のところ「現金でしかできない」
ならば「現金を持ち歩かない」が基本的な辞め方になる。わかりやすい。
僕はこれに従って現金はほとんど持ち歩かない。
便利な世の中でほとんどの用事は「キャッシュレス」で決済できてしまう。
まあ今後パチンコ業界だってキャッシュレスに対応していくかもしれない。当然の流れだろう。業界の生存に関わるのだから。
それに対してネット投票はそうはいかない。
基本「口座引き落とし」や「クレジットカード」である。
つまり現金がなくてもできるし、借金でできてしまう。さらに後払いシステムでできてしまう。
もはややらない方がおかしいくくらいにすすめてくる(笑)。
実は公営ギャンブルの場合「ギャンブル依存症対策」としていろんな対策は講じている
例えばJRAは家族や本人が申請すれば投票自体ができなくすることもできる。
ネットのサイトでもそういう措置ができる場合もある。
ま できるというだけであるが、いくらでも抜け道はあるのだが。
もちろんギャンブル業界としては「こちらは対策を講じてますので適度に楽しんでくださいね」というポーズである。
当たり前だが、いくらギャンブル自体を非難したところで何も始まらない
依存症仲間内でも「ギャンブルがいいか悪いか」などの議論をすることがあるがほとんど意味はない。
公営ギャンブルは国が認めているものであるし、そもそも「ギャンブル」とは何か?から始まってしまう。
韓国なんかは国をあげてパチンコを撤廃したけどね。
まあそれは置いておいて、たぶんだがギャンブルが世の中からなくなることはない。
世界のどこかで行われていて、インターネットでアクセスできればなくなることはない。
たぶん永遠に。
じゃあ ギャンブルする方が悪いのか?
そう簡単な話ではない。
よく「それまでギャンブルなんてしたことなかったんですけどね。5年前に1度競馬をしてしまってそれからどっぷりです」
なんて話はざらにある。
何を言いたいかと言うと
「誰にでもギャンブルにはまる可能性はある」ということだ。
別に公営ギャンブルだけではない。FXなどの投機もそうだろう。
「ギャンブルが悪い」「ギャンブルをした人間が悪い」と悪者を作る議論ではなく
では、「ギャンブル依存症からどうやって回復するのか? 」や
「ギャンブル依存症の予防教育」の方がよっぽど大事である。
「あの人はギャンブル依存症だから」と排除することは何も解決しない。
そもそも何かに依存してない人はいない。
スポーツ、買い物、ネイル、化粧、整形、ダイエット、筋トレ、勉強、SNS、仕事、、、、。
人は何かに依存している。
だけどそれが度を越えてしまった時に生活に支障がでてくる。
それを依存症と名前をつけているだけだ。
世の中にもっと「僕ギャンブル依存症なんですよ」と気軽に話せて、それから回復した人の能力が生かせる世界になってほしい。
今日も賭けない一日を。