「凪待ち」を観た。今からあらゆる言葉を使って薦めてみようと思う。
元SMAPの香取慎吾君がギャンブル依存症でどうしようもないクズ。
まあ それだけで見る価値はあるのだが。。。
「絶望と再生の物語」とどこかで読んでいたのだが「いつ再生が始まるのだろう」と思って観ていたら、最後まで絶望で良かったわ。ほんと絶望最高!!
ほんとにクズなんだよね。マジで。清々しいくらいね。「その金も?」ってくらいクズだねえ。
そして、それに寄り添う人間の暖かさがもう本人には痛すぎて、「自分にはその優しさはもったいない」と拒否する感じがたまらない。それでも手を離さない。
最後はもう「生きるしかない。みっともなくても生きるしかない」
そんな感じ。
後半は僕自身も放心状態だったなあ。いろんな意味で。
もちろん、これは映画。
でも、これを観終わった後にあなたは賭けられるだろうか?
いや、賭けるだろうね。
「いい映画だったね」って一筋の涙して寝た後で、明日の朝一に並ぶのだろう。
それでもいい。
「いつかこういう映画があったなあ。」といつか思い出せるように。
今観てほしい。今ならアマゾンプライムで。
では、よい週末を。