僕はこの30年間
何かしらのメンタルヘルスの薬を服用している
20歳の頃に飲み始めたのは
「眠れない」とか「笑えない」とかだったと思う。
今は「社会不安障害」の薬を服用している
たまに他人に言うと
「全然見えない」と言われるが
何が「そう見えない」のかよくわからない
そもそも「そう見えない」ように服用しているのだから
メンタルヘルスの薬を減らしにくいのは
減らすと社会に適応しづらくなるからだ
僕の場合は身体が動きづらいし、疲れがひどくなる、頭が働かなくなる
つまり 今の快活さや作業量は難しくなる
社会は「快活で仕事ができてポジティブ」な人間を必要とする
だから僕は社会に合わせるために薬を飲んでいる
なぜなら社会で稼がなければ生きていけないから
ま それだけである
それだけなんだけど それはとても強力である
社会に適応し、人間関係を最低限築かなければ生きてさえいけない
だから僕は服用してでも社会に適応していく
稼いで生きていくために
まあ 僕だけなら別に稼がなくてもいいけど
子供の養育費があるから稼がないわけにはいかない
気分よく仕事し、ストレスをスルーし、何とか1日の仕事を終えるために僕は生きている
「そうは見えないですね」
「そうですか。ははは」なんて 笑い、円滑に社会に適応するために生きている
ま 僕は宇宙人なのかもしれないな
別に社会に適応する必要がなければ
毎日図書館で本を借りて過ごすだけでいいのにねえ
まあ 社会に適応させた方が生きやすくはある
ただ もはやどれがいつの自分だったかはよくわからない
そうやって僕は生きてきたし、これからも生きていく
だから初めて自分のことを仲良くなろうとする人に話す時は
「また1から話さなければいけないのか」と少しうんざりする
話したところで理解できるとも思っていない。
僕は他人にも世界にも期待していない
もはや他人と比べることもない
ただ 今日を生きる
今日も賭けない一日をありがとうございました!
