【散文詩】あの頃の話。 公開日:2022年5月5日 散弾銃のような散文詩 あの頃、僕は孤独だった。 あの頃の「孤独」をどう表現すれば伝わるだろうか? 世界から自分だけ認識されてない感覚。 生きているのかどうかわからない感覚。 何をしても何を思ってもブラックホールに吸い込まれていく感覚。 だから […] 続きを読む
image 公開日:2021年7月28日 散弾銃のような散文詩 僕はイメージを強くする 僕の視界の中には彼女が映し出される 彼女は彼女の母親を父親の暴力から守ろうとして身体ごと母親に覆いかぶさっている 彼女の父親は遠慮せず母親を庇っている彼女に暴力を浴びせる 僕は暗闇の中でもがきなが […] 続きを読む
ハルクルイ。 公開日:2021年4月14日 散弾銃のような散文詩 そうさ、僕らはハルクルイ。 昨日の夜、僕らは誓ったのさ。 革命を起こすんだ と。 君はシャンプーしながら いいね と言ってくれたっけ だから 僕は夜中に部屋を飛び出したのさ。 あの場所を壊すために あの場所に花を植えるた […] 続きを読む
虚無虚無君との付き合い方。 公開日:2021年3月28日 散弾銃のような散文詩 虚無虚無君とも30年の付き合いになる。最初は大変だったなあ。こめかみにピストルをつきつけて現れたから。泣いてたっけね。「もうこんな世の中意味ないんだよ」そう言ってたっけ?最近は大人しいけど。なぜか最近は手話になったよねえ […] 続きを読む
普通へのアンチテーゼ。 公開日:2020年12月19日 散弾銃のような散文詩 普通とは 30歳くらいで結婚して、子供2人くらいで、年収は500万くらいあって、老後資金も2000万用意して、虐待はなくて、両親とも仲が良くて、性差別はなくて、男尊女卑はなくて、幸せな2人。 普通とは 離婚はしなくて、夫 […] 続きを読む