
依存を抜け出すヒント。
それは「自分を客観的に見てみること」だと思う
もちろん それだけでは止まらないと思うけどきっかけにはなる
例えば 今日もギャンブルをしようと思っている人
1、まずは「自分がなぜギャンブルをするのか」を少し考えてみよう
・ストレス解消なのか?
・お金のためなのか?
・楽しいからか
・習慣になっているのか
その人なりの理由がある。
理由は1つだけじゃないこともある
2、その上でその理由を疑ってみる
・ストレス解消
⇒お金と時間を使って本当にストレス解消になっているのか?
⇒本当のストレス解消なら他のことでもできるはず
・お金のため
⇒ギャンブルはほとんど勝てないし、お金を減らすだけなのにお金のためにはなっていない
楽しいから
⇒確かにその場は楽しいと思う。だけどその後のお金を失う喪失感や罪悪感は楽しいのか?
習慣になっている
⇒習慣ならば他の習慣に置き換えることができる
上記のように一度客観的に考えてみてほしい
少しは思いとどまることができるかもしれない
もう一つ大事なことを書いておきたい
本人も知らず知らずに心を操られている可能性がおおいにある
それは「嫉妬心」である
もしも自分よりも良い暮らしや幸せそうにしている人の情報を見て
自分の中の「嫉妬心」を感じているなら危険である
・あんないい暮らししやがって!
・おれも稼いでいい暮らししてやる!
・俺の方がギャンブルで勝てる!
そんな情報にさらされているならもうすでに手遅れかもしれない
今の世の中は「嫉妬心」を煽ってビジネスにしたり、消費者を煽って売り上げをあげたりしている
まあ そういう手法は昔からあるのだけどTVCMとかに限られていた
例えば良いクルマに乗っている芸能人がさわやかに宣伝すると
「自分も乗ってみたいなあ」と購買意欲をそそられる
だけど今の時代は情報過多の時代である
24時間スマホで他人の良い暮らしを見せつけられる
これは人間なら誰でも「嫉妬心」を抱く恐ろしいシステムだと僕は思っている
問題はその「嫉妬心」にはキリがないということだ
もちろん嫉妬心や向上心は良い面にも働く
・私も綺麗になりたい!
・僕も成功したい!
それ自体は悪いことではないだろう
でもその情報は際限なく見せられ、同時に「嫉妬心」も際限なく増大していく
その結果
・世の中にはもっといい暮らしをしている奴らがいる
・世の中には楽して稼いでいる奴らがいるらしい
と歪んでいってしまう
僕はこれは個人の責任ばかりではなく、こんなに情報にさらされていれば誰でもなり得ると思っている
企業やインフルエンサーは「嫉妬心」をお金に転嫁させているし
消費者は巧妙に「嫉妬心」に操られている
ネットに溢れる良い暮らし、セレブな暮らしなどは切り取った一部分に過ぎない
それでもその価値観から逃れることは今の時代かなり難しい
例えば
子育てで自由を奪われ、家族にあれこれ命令されて、不満に思っている旦那が
スマホで自由に生きている起業家を見て
「いいなあ 俺はこんなに不自由なのにこいつら遊んでていいなあ」と思ってしまうのは普通だと思う
ではどうやって「嫉妬心」に操られないようにすればいいのか?
たぶん そういう傾向があると自覚したら情報から離れるしかないと思う
あとそういう羨む暮らしにはキリがないと理解することだ
例えば車にしても
最初は車を所有するだけで満足していたのに
軽自動車⇒普通車⇒ファミリーカー⇒キャンピングカー⇒高級車⇒スポーツカー
みたいにキリがなくなっていく
当然、その人の収入では限られてくる
そこに「嫉妬心」が生まれたりしてくる
そもそも周りの情報にあおられているだけでスポーツカーを本当に所有したいのかとなったりもする
結局は「自分軸」がないとどんどんブレていく
最終的には「自分のしあわせは自分で決める」ことが大事になってくる
「嫉妬心」の話はとても大事なのでまたしたいと思う
今日も賭けない一日を。