
最近は昔の友人と普通に話せる
ギャンブルがやめられなかった頃は話せなかった
心の中にいつも悩みを抱えていた
「俺 ギャンブルがやめられなくてさあ」という悩みをいつも抱えていた
それに普通に暮らしている友人にコンプレックスを感じてしまっていた
友人は結婚も家族も家や車もまとな仕事もしていて
俺は何より借金を抱え、ギャンブル依存症だ
と会わせる顔がないと思っていた
いつも悲哀感を漂わせ
「俺ほど不幸な人間はいない。誰にもわかってもらえない」
というオーラを発していたと思う
また
「どうせわかってもらえない」
そんな気持ちも強かった 話したわけでもないのに。
そんな思いを何十年も抱えていると
心にヘドロが溜まっていって簡単には変えられなくなっていた
たぶんそこから抜け出すのに5年はかかった
人を信じて、理解してもらおうとし、信用して話したりし
少しずつヘドロを掃除していって
やっと普通に話せるようになった。
すべてのコンプレックスや勘違いを創っていたのは
周りの人間ではなく自分自身だった。
それに気づくのに30年かかった
歪んでいたのは世界でなく、自分だった。
今日も賭けない一日を。