
ギャンブルをやめ続けるのが難しい理由の1つは
「一生辞め続ける必要がある」ということです
5年辞めたから、10年辞めたから、またギャンブルをしてもいい
というものではないからです
その理由は
「再び手を出すと簡単に元のギャンブル漬けの生活に戻ってしまうから」です
これは1年やめてようが10年やめてようが同じです
「最初の1回に手を出してしまう」と
元のギャンブル漬け、借金漬けの生活に簡単に戻ります
そういう仲間を多く見てきました
だからギャンブルをやめ続けるのは難しいのです
確かに3年、5年と長く辞めているとギャンブルの衝動は軽くなっています
ただそこで「久しぶりに覗いてみるか」と
やってしまったが最後再び借金を重ねる仲間もたくさんいます
まあ むしろそれがデフォルトと言ってもいいかもしれません
なぜでしょうか?
あんなに「ギャンブルをやめる決意」をしたのに
それは「痛みを忘れるから」です
あの時誓った、家族に迷惑をかけた「痛み」をいつの間にか忘れています
忘れるのは仕方ないことです
でも、ギャンブラー本人が変わっていなければ
再びやってしまうのは当然と言えます
ではどうすれば良いのでしょうか?
ヒントは「痛みを忘れないこと」です
それには
・自助グループに週1回は必ず参加する
・できることなら支援する側にまわる
それがギャンブルをやめ続けている仲間を見てきて
僕が感じていることです
何よりもギャンブラー自身が変わらなければ何も変わりません
では「自分を変えるということ」はどういうことでしょうか?
実はこれは自分一人では難しいです
なぜなら人は自分を客観視できないからです
「あなたは自分がどういう人間か説明できますか」
自分を変えるには自分がどういう考え方をしているか公平に理解する必要があります
それには「自分の意見を話したり、他人の意見を聞いたりする」ことが必要です
それができるのが「自助グループ」です
良かったらお近くの自助グループに参加してみてくださいね
今日も賭けない一日を。