いつの時代も破天荒な生き方をする賭博者をかっこいいと考える人達はいる
もちろん個人の価値観だからどうでもいいんだけど
僕にもそんな時代もあった
「パチスロひとり旅」や「カイジ」や「天牌」や桜井章一さんに憧れたりした
だけど きっと僕には才能がなかったし、博才もなかった。
たぶん 博打に勝ち続けるにはもっと狂った感覚が必要なのだ
そこら辺の凡人が勝てる世界ではない
でも若いうちは憧れたりする
旅打ちとかその日暮らしとか
なんかさあ 社会からはみ出していてかっこよく見えるんだよねえ
でもさあ 現実はただの無職だったりする訳で
40歳も過ぎるとそんな生き方は全くかっこよくなくて
一緒に憧れていた仲間たちもさっさと足を洗って家庭を持ったりして
「いつまでそんなことやってんだ」なんて言われたりしてさ
結局は何もかっこよくなかったりするんだよなあ
そりゃあ そういう世界で生き延びていく人たちはいるし
そんな生き方がかっこいい人たちもいる
でも 僕は違ったし、そんな生き方をしたかったわけでもなかった
ただ単に「自分から逃げたかった」だけだから
それはかっこいい破天荒になれるわけがなかった
ただの「逃げ」だったから。
今日も賭けない一日をありがとうございました!