人の役に立つとはどういうことだろうか?
よくギャンブルをやめ始めると
急に「これからは人の役に立ちたい」と言い出す人たちがいる。
まあ 僕もそのクチではあったけど(笑)
では「人の役に立つ」とはどういうことだろうか?
例えば カウンセラーや福祉、医療で働くなどはわかりやすいけど
別にそれだけが「人の役に立つ」ということではない
そもそも「生きているだけ」で人の役に立っていると僕は思う
あなたが生きているだけで安心する人はいるし
あなたが生きているだけで社会がまわったりする
そう考えると「生きているだけで」人の役に立っているのだ
そう思わないだろうか
何もエライことをしたり、政治家になったり、医者にならなくても
人の役には立てるのだ
それは「自分の人生をきちんと生きること」だと思う
他人の回復よりも自分の回復である
「わたしなんて何の役にも立ってない」と悲観的に考えてしまう人は
少しだけ見方を変えてみるだけで生き方が変わるものだ
あなたは自分が人の役に立っていないと言う
では子供は人の役に立っていないのだろうか
子供の笑顔は誰かを幸せにしていないだろうか
花は世界の役に立っていないのだろうか
仮にあなたが人の役に立っていないとして
それはあなたの価値とは関係がない
あなたには生きる価値があるし
少なくともあなたが今日も生きることで
僕は安心するし、僕の役に立っている
ま そういうことだ
今日も賭けない一日を。