僕がギャンブルをやめるために5年間やり続けたこと

もうすぐギャンブルをやめ続けて5年になる。

僕がギャンブルをやめるために5年間やり続けていることがある。

それ以外に継続していることはない。

それは「最低でも週1回はミーティングに参加すること」である。

リアルが難しければオンライン、オンラインが難しければリアルのミーティング

ともかく最低週1回はミーティングに出た。

コロナが明けてからは千葉の会場や函館の会場にも参加したし

コロナ禍には自分でもオンラインミーティングを運営していた。

参加できない週はなんだか落ちつかない体になってしまった(笑)

ミーティングのメリットはたくさんある。

・単純に孤独を和らげることができる

仲間と時間を共有することで孤独を和らげることができる。

もしもミーティングに参加していなければ普通に誰とも関わらないで生活してしまうこともあっただろう。

パートナーがいる時は別だが、いない時は人間関係が希薄になるのでミーティングがあることで「他人とのつながり」を感じることができる。

・初心に帰ることができる

どうしても「人は痛みを忘れていく生き物」である。

ギャンブルをやめようと決意した最初の痛みも忘れていく

だからまたギャンブルをしてしまう

順調にギャンブルをやめていても慢心してしまう

そんな時は新しく繋がった仲間の話や仲間の経験を聞いて初心を取り戻す。

そうでなければ普通にスリップしていたと思う。

・他人の考えを知ることができる

他人がどんなことを考えているかなんて、普通の生活をしてもなかなかわからない。

でもミーティングでは本音で話すのでみんながどう考えているかを知ることができる。

他人の考えを知って自分の考えを修正し、反省することができる。

・自分の気持ちを話すことができる

これは僕にとって非常に有益なことだった。

それまで僕は自分の気持ちや考えを話すことが苦手だった。

むしろ話さなかった。

それは「こう言ったら他人はどう思うだろうか?」とか

「こんなことを話したら嫌われないだろうか?」という考えが先にあったからだった。

でも、ミーティングの分かち合いの中では自分の話したことは非難されないし、安全が担保されている。

だから僕は自由に話せるようになったし、社会生活においても自分の意見や気持ちを話せるようになった。

そのことは非常に大切で僕を変えてくれた。

「自分の気持ちや意見を言ってもいいんだ」と心から思えるようになった。

そのことが僕の自己肯定感を取り戻してくれた。

ミーティングはこれらのことを身に着ける場であり、練習の場でもあると思う。

だから僕はこれからもミーティングにだけは出続けようと思っている。

今日も賭けない一日を