最近ミーティングなどで発達障害の仲間の話を聞くことがある。
依存症の中には結構の割合でいると思う
発達障害だから依存症になるのか
何というかそういう感じではなく
全般的に生きるのが難しい感じ
その中に依存症も入ってしまう感じ
例えば「衝動性」の特徴が発達障害の中である場合
ギャンブルなどの依存行為の衝動性を止めることはもともとの気質もあり難しい部分もあると思う
それ以前に「生きていくこと」が難しいだろうなと感じる
普通の人には想像できない「生きづらさ」を抱えていると思う
普通の人ができるレジ打ち とか
普通の人ができる笑顔 とか
普通の人ができる記憶 とか
そういうことがもともと難しかったら
どんなに生きるのが難しいのか想像に容易い
また「ケーキを切れない非行少年たち」を読んで
刑務所に入る少年たちの中に一定数の発達障害の子がいて
更生とは別の支援が必要だと知った時、僕は衝撃を受けた
最近そういう人と関わる機会がある
そういう時僕は
「支援って何だろうなあ」とか
「この人たちはどうやって生きていけばいいのだろうか」と
考え込んでしまったりする
努力とか責任とかそういうことではなく
社会とか勤勉とかそういうレベルでもなく
それでも生きていかなければいけない辛さ
この前話した女性は高卒で就職して鬱になってから
ずっと夜の仕事や風俗で働いているという
別に夜の仕事とかは別にいいと思う
問題なのは「生きるのが辛くて死にたい」と感じてしまっていることで
「自分には何もできないし、未来も想像できない」と22歳の子が絶望していたことだ
そういう子には
「これから良い事あるよ」とか
「まだまだこれからじゃん」とか
当たり前のことを言っても響くわけがない
僕もそうだったから。
「え?だっていい事何もないじゃん!」で終わるから(笑)
そんな人間もなんだか50歳まで生きてしまったんだよ
なんてジジイくさいことを言って
う~ん いまいちだなと苦笑してしまった
あの頃、僕はどんな言葉をかけて欲しかっただろうか?
ただただそばにいて欲しかったかもしれないな
凍えるような孤独を抱えていたから
そんな絶望しか見えない若者の絶望が
少しでも軽くなればいい
どうせ世の中なんてくそみたいなもんだから
僕なら・・・ロックでも聞くかな(笑)
今日も賭けない一日をありがとうございました!