「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」三宅香帆 を読んだ。
とても面白かった
時代とともにライフスタイルは変化していく
価値観も変化していく
だとすれば
僕らの働き方も見直す必要はあると思う
だけど見直したいと思っても
社会や組織が変わらなくて
どう変わればいいかわからないのが大多数だろう
僕もそんな一人だ
だけど最近は本も読んでいるし、映画も観ている
たぶん 少し余裕があるということだ
僕は余裕がなくなほど頑張るのはもうやめた
なぜなら仕事のために生きているわけではないから
むしろ本や映画のために仕事をしている
それくらいでいい
僕らの思考には
「死ぬほど頑張らなければいけない」とか
「そんなんで休むなんてだらしないなあ」とか
「人の3倍努力した人だけが成功するんだよ」とか
そんな洗脳であふれている
それをまともに受け止める真面目な良い子が過労死していく
そんな無理ゲーシステムの中にいるのだ
そういう洗脳を受けている僕らにとって
「頑張らない」というのは酷な話だ
「頑張ること」だけがアイデンティティだったのに
でももう僕はそんな洗脳はたくさんだ
僕はもう頑張らないし、全身全霊ではなく
半身半霊で生きるのだ
それこそが文化的生活であると
50歳になって気づく
いや、うすうす気づいていたのだが
どうしようもなかった
生き方を変えるのは難しい
でもできないことではない
そういう時代になったのだから。
僕はこれからも頑張らない。