衝動のかわし方。

ギャンブルをしたいと渇望することを僕らは「衝動」と言ったりする。

今日は「衝動」の話をしようと思う。

僕は「衝動の大きさはやめ続けるほど小さくなる」と思っている

そして、生涯なくなることはないとも思っている

ここでのポイントは「やめ続けると」である。

例えばスリップの臨界点の「衝動」を100としたら

やめ続けて1年目は90、2年目は70、3年目は50、4年目は30、5年目は10  

という感じだろうか

これはあくまで僕の感覚で個人差はあると思う

「ギャンブルをやめ続けて5年経てば生き方が変わる」と言われている

もうすぐ5年の僕は最近やっとギャンブルに見向きもしなくなった

それまでは全然だめだった

例えば 以前は電光掲示版が気になっていた

ふと車で信号待ちをすると目に入るパチンコ屋の電光掲示板

電光掲示板の効果はすごいものだ

たとえ スリップしなくても見てしまう

「ああ 今の新台はこうなるんだあ」とか

「ああ あの機種の新台出るんだあ」とか

気づけば数十秒見てしまい、やりたくなることもあった。

電光掲示板の広告効果はすごいなあと単純に思う(笑)

あと たぶん途中でスリップすると衝動の大きさはもとに戻る

まああくまで僕の感覚だけどね

さて 次に「衝動のかわし方」だけど

最初は基本的には「逃げる」しかない

例えば「パチンコがしたい」と衝動がきたら僕はスーパー銭湯に逃げ込んで

パチンコ屋が閉店するまで逃げたりした。

あと暇な時間に衝動は来るので用事で時間を埋めたり、資格試験に挑戦したりした

だが3年もすれば「ここでギャンブルをしてしまえば 仲間に合わせる顔がない」とか

論理的に対抗できるようになる。

あとは「ギャンブルをできないようにすること」も大事である

例えば僕は現金は持たなかったし、通帳は破っていたし、カードはもちろん持たない

口座から下せる状態なんてスリップしてくださいと言ってるようなものだ

あとは衝動のトリガーになるものを遠ざけること

・ギャンブル場には入らない

僕はパチ屋の駐車場に入れないことにしたし、なんならホームのパチンコ屋の近くは避けて通った。

・ギャンブル動画は見ないこと

動画の効果はすごいものだ。

昔よくスロットの動画を見た次の日必ずスリップしていた

動画は決して見ないことだ

もちろん上記の対策をしても衝動に負けるときは負ける

そんなときは自分を責めすぎないこと

やってしまったことは仕方ないではないか

それよりも今回はどこがだめだったのか を振り返り次の対策をするのだ

そうやって少しずつ穴を埋めていく

現金を持ったのがだめだったのか

⇒次は電子マネーに入れよう!

動画を見たからだめだったのか

⇒動画履歴を消そう!

とかとか そうやってトライ&エラーするしかないのだ

ギャンブルをやめようと決意する人の9割は失敗する

でも失敗するから次の工夫ができるのだ

そもそもスリップは失敗ですらない

それが普通だから

もう一度言う

それが普通だから

でもだいたいがあきらめる

「僕にはやっぱりギャンブルをやめるのは無理だ」とあきらめる

でもその先には

「やっぱりギャンブルをやめなければならない」に行きつく

そのくり返しである

そのループをいかに抜け出すか である

今日の記事が参考になれば幸いです

大事なのは2つ

スリップは当たり前だし失敗ではない

ギャンブルをやめることをあきらめないこと

である

今日も賭けない一日を。