ときどき。

今の僕はかなりできる人間になってしまった。

仕事でストレスを溜めないために言われて5秒以内に行動できるようになったし

仕事以外の仕事をするために大抵は朝5時に起き、習慣化していることをこなす。

もちろんそれは僕がやりたいと思っていることでやっていて気分のいいものではある。

ただ、ときどきね

ときどき

何もしないで、会社もいかないで、朝から海に行って

一日だらだら過ごして、時々性交をして、まただらだらして

お酒は飲めないけどだらだら食べて

また寝る前に性交して

死んだように眠る。

そんな日々もいいなあと思うんだよね

洗顔の後につける美容ジェルも月・木に必ずする筋トレも

毎日する10分読書やストレッチ、サイト作成、、、、、、etc。

そういうものを全部休んで

ただただだらだらしたいと思うんだよ

まあ僕の性格として1日で飽きてしまうと思うけどね

そんな食えない僕を好きと言ってくれる君が好きなんだよね

秋にはさあ

サンマを食べて、豚汁を食べて、月見も食べて、露天の家族風呂で少しエッチして

そういう日々が続いていけばいいなあと思うんだよ

まあそれもときどきだからいいんだろうね

ときどきがまたくるから

どきどきしてしまう

ときどきときどき

どきどきどきどき

秋は人の体の匂いが気持ちいいんだよ

君はまた僕を吸い込む

僕もまた君を吸い込む。

少しだけ空が高い。

またこの季節がやってきたのだよ

僕らはお互いの匂いの中で眠りに落ちていく

どんどんどんどん落ちていく。

二人の意識が世界を交わうとき

僕らは世界となった。