自尊心の回復のヒント。

よく生きづらさから回復するには「自尊心の回復」が必要だと言われる。

では、どのようにしたら自尊心を回復できるのだろうか?

この記事では僕が経験してきたことをもとに書いてみようと思う。

あくまで僕の経験なので他の人に当てはまるかはわからないが、良かったら参考にしてほしい。

僕が感じていた自尊心の低さというのは

「自分には何もない」という感情であった。

この「何もない」という「何も」にはあらゆることが含まれていた。

仕事もできない、人も怖い、友達もいない、恋人もいない、収入も多くない、貯金もない、ない、ない、ない。

そして「何もないからダメなのだ。」

考えが行き着くところは「だから自分はだめなんだ」という思考であった。

この「だから自分はだめなんだ」に囚われてると何もかもうまくいかなかった。

少しでもうまくいきそうになっても、ダメなところを探し出して

「だから僕はだめなんだ」となってしまう。

この思考のスパイラルから抜け出すのは容易ではなかった。

少しずつ「思考の書き換え」をしていった。

まずやってみたのは「何もない」ではなく、「あるもの」に目を向けていった。

勝手にだめなところを自動で見つけ出してしまう思考を少しずつ書き換えていった。

例えば「自分には何もない」じゃなく

「健康である」とか

「ボーリングが得意」とか

そういう思考の練習をしていった。

だけどなかなかうまくいかなかった。

なぜなら途中でギャンブルをやめることに失敗するから

「やっぱりだめなんだ」となっていたから。

そういう時は仲間に助けられた

「ギャンブルをしてしまっても、君はだめじゃないよ」

それが救いになった。

また「人が怖い」という気持ちもあったけど

少しずつ人と話すようにしていった。

今でも怖いという気持ちや気を使い過ぎてしまって自暴自棄にもなるけど

そういう時は無理せずに1人で過ごす

1日中笑顔でいる必要もないし、誰と比べる必要もない。

「元気がなくてもダメじゃない!」

そうやって少しずつ「自分を許していった」

ゆっくりゆっくり「自分を許していった」

そうしているうちにギャンブルが辞め続けられるようになったり、

パートナーができたり、仲間に恵まれたりしていった。

いつの間にか「自尊心が低い」なんてことも気にすることなくった

「自分には何もない」ではなく「何もなくてもダメじゃない」に変わった。

それが僕の自尊心の回復の物語。

今日も賭けない一日をありがとうございました!