消えたかった。

まあ たまには暗い話でも書こうと思う。

本当に暗い話を。

あの頃、僕は消えたかった。

「あの頃」はいつだったか?というと、まあ3年前までだと思う。

そもそも生きている意味をず~と見いだせなかった。

もちろん意味なんてなくても生きてはいける。

「消えたら楽になるのにな」とか絶望感の中でず~と生きていた。

今の僕からは信じられないと思うけど。

僕にとって世界は「恐怖」だった。

僕は精神科の薬を飲んでいたが良い患者ではなかった。

個人のクリニックで入院させてほしいとわめいたり、不安でしょうがないからもっと薬をくれと言ってみたり。

よい患者ではなかったし、医者を信用してなかった。

でも、信じられなかったのは「自分」だった。

ずっと自分を信じられなかった。

「なぜ、俺は自分なんだっ!」と思っていたかもしれない。

他人になりたいとずっと思っていた。

今と何が違うのか?

よくわからない。

でも、今の方がずっといい。

自分をいじめなくても済む。

少しだけ未来を信じられる。

子供と会って「ごめんな」と泣かなくて済む。

ありがたいと思う。

本当にありがたいなと思う。

生きてて良かったとさえ思う。

すべてがうまくいくわけではもちろんない。

それでも僕は僕を許せる。

それで僕は十分である。

他の誰でもなく

僕を許せる

生まれてきて良かったんだよ

と許せる

僕はようやく生きる意味を見つけたんだ。

今 これを読んで泣いているあなたへ

いつかあなたもそう思える日が必ずくるから

また明日も生き延びよう!

今日も賭けない一日をありがとうございました!