
実はいたって簡単である。
「ギャンブル依存症から回復した人の真似をしただけ」である。
回復者が自助グループに通っていると言えば自分も通った。ちゃんと継続して。
慣れなかったけど、自分の話をして、仲間の話を聞いた。
回復者が12ステップのスポンサーシップをやったと言えば僕もやらせてもらった。
回復者がギャンブル依存症の啓発活動をしていると言えば僕もやらせてもらった。
そして、ここにいる。
それだけである。
自分なりではあるが、回復者と同じような立場になりたくて、ここまで来た。
それだけである。
本当に。
でも、僕はしあわせだった。
ロールモデルがいたから。
こうやって回復していけばいいんだと教えてもらったから。
何にも迷わなかった。
そして僕には選択肢はなかった。
ギャンブルをどうしてもやめたかったから。
この「どうしても」というのが大事なのだけど。。
だからギャンブルをやめる以外選択肢はなかった。
つまり「ギャンブルをやめるためなら何でもするか?」という問いには
「はい」と答えるしかなかった
「靴を舐めろ」とはもちろん言われなったが(笑)
言われたら舐めていたかもしれない(笑)
例えは悪いがそれほど変わりたかった。
今変わらなければ、たぶん死ぬなと思っていたから
常に自死と隣り合わせだった。
まあそれは誰にも隠していたけどね
だから僕が生きるためにはギャンブルをやめる必要があった。
「生きるか死ぬか、ギャンブルをやめるか自死か」
まあ そんな感じだった。
だから僕は「ついお金を持ってしまいました」なんて言い訳はしないと決めていた
まあ実はそんな簡単な話ではなかったですけどね(笑)
偉そうなことをつらつらと書いてきましたが、本当に出会ってきた人達のおかげだと思っています
だからこそ、これからはそれを返していきたい
そう思うのでありまする。
今日も賭けない一日をありがとうございました!