話すということ。

昨日、仲間と話していてお互い一致した意見に至ったのでシェアしたいと思います。

その仲間は自分がギャンブルをするときは「ストレスが溜まった時」なので

「ストレスが溜まらないこと」を生活の第一にしていると話してくれた。

そして「ストレスを溜めないため」にどうしているか聞いたところ「話すこと」だと言う。

ミーティングで話す、仲間に話す。

これには僕も同意した。

僕も日々のストレスを溜めないために「話す」。

「今日はこういうことあってさあ」

「上司にこういうこと言われてさあ」と

パートナーに、仲間に、ミーティングで話す。

「話す」ということが僕がこの3年で変わったことだと思う。

「話す」とどうなるか?

解決はしないかもしれないがすっきりするし、違う視点も与えられて考え直すこともできる。

つまり「ストレスが軽減する」

つまり「ギャンブルをするリスクが減る」

これは真実だと思う。

自助グループのハンドブックには

「ギャンブル依存症は感情の問題である」とある。

そう感情の問題でもある。

だから仲間の「ストレスを溜めないように生活することを第一にする」は非常に大事である。

そのためには「話すこと」が大事になる。

自助グループで、仲間に、友達に。。。

もちろん、こちらの話ばかり話してもだめだろう。

もしかしたら気を遣うこともあるだろう。

それを気を使わなくてもできるのが自助グループである。

僕らが自助グループの効用を感じるのはその点である。

3年前、僕はほとんど話さなかった。

なぜか?

「こう思われたらどうしよう?」

「こう話して嫌われないだろうか?」

そんなことばかり考えてしまって話せなかった。

「雑談ってどうするんだろう?」と悩むくらいだったかもしれない。

今や、言われなくても話し出す(笑)

それくらい変わった。

それは練習したからだ。

ミーティングで話し、話しても傷つけられないと確認し、自分の気持ち、意見を話す練習をし、他人の話を聞く練習をした。

そうしているうちに話せるようになった。

そして劇的にストレスが溜まらなくなった。

もし、ギャンブルがやめられないと感じている人は

「どんな時にギャンブルをしてしまうのか?」

「どんな時にストレスを感じるのか?」

それを自分で見つめなおしてほしい。

今日も賭けない一日を。