ちょっと福祉的なこともたまには。
障がい者支援には詳しくないが一通り知識はあるつもりだ。
今日仕事の用事で市役所に行った。
その帰りに「~課」「~課」と眺めていたら、「障がい者支援課」とあった。
普段は気にもとめないが、今日はふと気になった。
「障がい者」
「障がい者」とはどんな定義があるのだろうか。
そもそも「障がい者」と区別することにふと違和感を覚えた。
今の世の中に合っているのだろうか。
「障がい者」は守られるべき存在なのだろうか。
もちろん、障がいによって支援は必要だろう。
そのために障害手帳もあるし、障害年金の制度もある。
でも、僕はふと思ったのだ。
交通事故で車椅子生活になったとして、僕は「障がい者」と呼ばれ、「障がい者支援課」に相談に来ることになるのだろうか。
もちろん、僕は今「障がい」を持っている訳ではないけど、なんとなく普通の人と違うんだなと思うかもしれない。
どういうのがいいのかわからないし、現状の問題も僕は詳しくはないんだけど。
ふとそう思ってしまったんだよね。
「障がい者」「高齢者」「後期高齢者」「依存症者」。。。。
人はレッテルを貼りたがり、カテゴライズしたがる。
たぶん、区分けできないものが何か落ち着かないのだと思う。
当たり前だが「障がい者」であっても人それぞれで個性もあり、人それぞれの背景もある。
「依存症者」もそうである。
1人として同じ人はいない。
当たり前のこと。
「障がい者」の前に一人の人間。
「高齢者」の前に一人の人間。
「依存症者」の前に一人の人間。
どこかの誰かが今日もミーテングで思いを伝える。
「依存症としての僕じゃなくありのままの僕を見てほしい。もっと僕の好きなことや嫌いなこと好きな女の子の話を聞いてほしい。」
それはいつかの僕。
明日のあなた。
今日も賭けない一日をありがとうございました!