Z氏「Rさん 僕ギャンブル依存症だと思うですよね。どうしたら辞められますか?」
R「そうですね。まずは医療機関や自助グループに参加してみてはいかがでしょうか」
Z氏「へえ、相談するところがあるんですね」
R「結構ありますよ。お住まいの地域で探してみてくださいね。」
Z氏「でも、自分でやめることはできませんか?」
R「できるかもしれませんが、ギャンブル依存症は病気なので、専門の場所に繋がった方がいいですね。」
Z氏「でも、やめようと思えばやめられるんじゃないですか?」
R「う~ん、難しいでしょうね。今まで辞めれなかったんでしょうから。糖尿病の人は自分で治そうとするでしょうか?病院に行って、薬をもらいますよね。それと同じですが。」
Z氏「ギャンブルをやめるためなら何でもやってみたいのですが、自助グループとはどんなとこでいつやってるんですか?」
R「同じ仲間同士が知恵と経験を分かち合って、少しずつ回復していくグループになります。地域によって日時は違いますし、調べてみてくださいね」
Z氏「でも、仕事の都合で僕の地域の日時には合わないようです。」
R「今はオンラインミーテングも盛んですし、きっと合う場所もありますよ」
Z氏「でも、金曜日は仕事なんです」
R「平日にオンラインミーテングやっているところもありますよ」
Z氏「そうですか。探してみますね。でも、オンラインミーテングって何だか恥ずかしくて。」
R「みなさん最初はそうですよ。最初の1歩は勇気が必要です。」
Z氏「もう少し自分なりに頑張ってみますね。ありがとうございました!」
それからZ氏の消息はわからなくなった。どこかで何かに繋がってくれていればいいのだが。
追記
思いのほか反響があったので追記。
1,Z氏とは特定の誰かを指すものではありません。あしからず。
2,言いたいことは「やる気がない」とかではなく、最後の1文「どこかに繋がってくれたらいいなあ」です。受診や自助グループを強制するものではありません。
3,1,2など自分なりに誰も傷つかないよう配慮する自分が嫌い(笑)
以上です。(笑)