本当にやりたいことは何ですか?

ギャンブル依存症の仲間と話していると本当にもともと努力家だったり、才能あるんだろうなあって人が多い。例えば医学生です。音楽目指しています。絵が描けます。大学院に行っています。経営者です。税理士です。本書いてます。医師です。etc。

本当に多い。

そして僕はギャンブルに費やす時間とお金があれば自分のやりたいことに使ってほしいいと切に思う。

そのことに気づいてほしいと思う。

僕も30歳の時に教員採用試験を受けて2次試験で落ち、教員資格申請の数千円のお金でスロットの北斗を打っていた。だから教員資格は今もない。だから、非常勤教員もしなかった。

そういうことがごまんとあった。

金がなくてできなかったこと。時間がなくてできなかったこと。

旅行や、自分を楽しませるためのお金や、海外旅行や、車の整備や、本を読むこととか、映画を観ること。

もはや、そんなレベルではなく、5000円の仕事用の靴が1年間買えなかった。

なぜか?

「勝ってから買おう!」と思って負け、そのお金が常になかったから。

そんなバカな!と思うだろうなあ。

そんなことはごまんとある。

ギャンブルを辞め続けて2年が過ぎた。

膨大な時間と少しのお金ができた。

好きな時に好きな本が買える。こんな幸せなことはない。

こたつの布団をコインランドリーで洗おう!と思って

普通に洗える。

そんなことすらできなかった。

なぜか?ギャンブルで常に1文無しだったから。

ギャンブル依存症じゃない人は言う

「そんなこと言ってもご飯食べるくらいのお金はあるんでしょ?」

ギャンブル依存症の人は言う

「すまん。ご飯代千円貸してくれないか?」

そのくらいの違いがある。

僕はギャンブルをやめた時間で本を読み、映画を観た。サイト作成の勉強をしている。

ついでに将棋もしている。

何かを習得するためには「時間」が必要だ。

ギターを上達したいなら、毎日練習するしかない。

YouTubeで登録者数を増やしたいならある程度の継続した投稿が必要だ。

そのためには何が必要か?

「時間」である。

「本当に人生は有限である。」

私にはそんな才能ややりたいことはないし。

という人もいるかもしれない。

では、欲しかったもの、やりたかったことを想像してみればいい。

旅行に行ってみたい。子供とどこかに行きたい。家電がほしい。

そういうことでもある。

最近 コンプレックスだった字を練習することにした。意外に面白い。

「あなたのやりたいことは何ですか?」

「あなたのあきらめいることは何ですか?」

今日も賭けない一日を。