インターネットの可能性

大そうなタイトルにしてしまったが、個人的な意見をつらつらと書いてみたいのであしからず。「インターネット」という言葉すらはばかれるほどに僕らの身近になってしまった。身近というか生活の1部であるし、それに生き方を左右までされる時代になった。

僕とインターネットを振り返ると、20年前にyahoo掲示板やyahooチャットからだったし、その後はmixi、断ギャンブル掲示板、その後SNSという感じだろうか。昔は「インターネットに繋がれば誰かと繋がれる」という気持ちであった。きっと今も同じだろう。

ただ、今はそれがもはやリアルに近い感覚になってきてもいる。

例えば、地域が近ければ会うことも可能だし、実際会ったこともある。

店舗なら、訪れたこともあるし、誰かのおすすめで本や音楽を買うこともある。

もはやそれくらいの感覚のものになった。

昔は「そこ」しか居場所がない人もたくさんいたし、僕もその一人だった。

無職、自傷してて、引きこもりが誰かと繋がるためには匿名で繋がれる場所が必要だった。

今は「普通の人」も普通に「その世界」にいるようになった。

でも、僕は今だにリアルとは区別しているし、たぶんリアルの関係に人は誰も知らないだろう。それでいいし、それが心地良かった。

でも、最近はSNSによる弊害も言われ始めていて、「僕らは近づきすぎた」なんて言う人もいる。それも感じている。

よく人間関係を「ヤマアラシのジレンマ」に例える人もいる。近づきすぎると自分の針で相手を傷つけてしまうのだ。

でも、僕はこの3年くらい、インターネットをフルに活用してきたし、そのメリットを感じてきたし、デメリットも感じていて、今はちょうどいいのかもしれない。

僕にとってのインターネットのメリットは

・距離を超えることができる

・情報を得ることができる

・リアルとは違う人間関係を築くことができる

だろうか。

距離を超えることができるとは、

例えば、関東とかで行われている自助グループのミーティングの仕方などは学ぶことができるし、地域を超えて交流できる。

情報を得ることができるとは、

特に首都圏などの最前線の依存症のための回復の情報を得ることができる

リアルとは違う人間関係を築けるとは

地元や仕事意外の仲間と出会うことができること。

である。

これらのことは僕にとってのメリットである。

逆にメリットは

・人と比べてしまう

・近づきすぎる

・自分の意見を言いづらいこともある

などであろうか。

要は「付き合い方」が大事だということだろうか。人それぞれの付き合い方はあると思うが何事も「やり過ぎないこと」が大事である。

1つ、大きなメリットは僕と読子さんはインターネットを通じて知り合い、実際に会い、付き合って1年が過ぎた。そういうことも可能にしたということであるし、僕はインターネットがなければ「ギャンブル依存症」からの回復はなかった。

ただまあ、これかも「付き合い方」は考えていきたいと思っている。

今日も賭けない一日を。