有給休暇とは?

ふと有給簿を見たら残33日もあった。たぶん他の同僚はもっとあるだろう。そしていつかは消化されず消滅する。最近「年間5日は必ず取ってくださいね」とお達しが来ているので、年度末になると慌ててみんな取り出し、「忙しいのに!」なんて声が聞こえてくる。

なぜ、有給を取らないか?

僕の会社では多くの場合、「用事がない限り取らない」のが基本だし、その次が「周りに迷惑がかかる」、その次が「自分の仕事が溜まるのが嫌だから」となる。僕の会社は福利厚生もましだし、有給の他にも休みは取れる。そんな組織でさえも「同調圧力」や「周りを気にして」取らないのである。

というか有給を普通に取る習慣がないのである。用事以外は。だから退職時に有給消化などと1か月も2か月も休み扱いという意味不明なことになる。

たぶんそれが日本の働き方の風土なのだと思う。

こういう僕でさえも、用事があるか、よほど具合が悪くなければ取らない。

「この日休もうかなあ」みたいなノリでは休まないかなあ。

しまいには僕なんて周りが残業ばりばりするけど僕は仕事がないから定時で帰るが、それさえも罪悪感を抱いてしまう。

まったく困ったものだ。

きっと休むのに慣れていないのだ。休んで何したらいいかわからないのだと思う。

「ザ・日本人」である。

まあ そろそろいろいろと変わっていかないとねえ。

と言いつつ、この有給30日を取る勇気はない小市民である。小市民←懐かしい

今日も賭けない一日をありがとうございました!