高校三年の秋、就職先も決まり浮かれていた僕は、友達に誘われたのをきっかけに初めてのスロットを経験しました。
バイトもしていなかった僕は、当然スロットを打てるお金がなかったので、友達の出玉でたまに打たせてもらう程度でした。
しばらくして、どうしてもスロットが打ちたくなった僕は、友達からお金を借りるようになりました。
当時、ホールで大流行していたパチスロ北斗の拳が打ちたかったのです。
魅力はなんといっても、赤系演出からの2チェ(中段チェリー)。
そしてバトルボーナスの虜になっていました。
大きく勝つことはなかったのですが、どんどんスロットにハマっていきました。
就職後、実家を離れた僕は、スロット三昧の日々を過ごしました。
給料、ボーナスはすべてスロットに使いました。
友達や彼女ともそれなりに遊びましたが、そのほとんどがスロット中心の生活でした。
借金をし始めたのは、就職してから一年半程してからでした。
それまでキャッシングや消費者金融を知らなかった僕は、それらを知った時の衝撃はすごかったです。
「こんなに借りられるのか!無限にスロットが打てる!」
返済の不安は一切ありませんでした。
あったのは一つだけ。
「勝って返せばいいんだ」
それまで勝ってこなかったら借金をしてるのに、「ここから勝ち続ければ大丈夫」という到底ありえない妄想を膨らませていました。
そして、気付けば180万まで借金が膨れ上がっていました。
人生最大のどん底を味わった僕は、「このままではまずい」と思い、実家に帰る決意をしました。
実家暮らしでお金に余裕ができ、借金は完済しましたが、スロットはやめることはできませんでした。
それから5年後、また新たな借金生活が始まりました。
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