ギャンブル依存症を論破してみる。

今日の記事は非常にやわらかく書くことにする。なぜか、大体ギャンブル依存症の人は僕も含めて人の話を聞かない。それが原因だというのに。さらに常に反抗期だから、提案するのならば、納得できるように、さらに丁寧に、怒らせないようにすることが大事である(笑)。

ギャンブルに勝とうとして、ギャンブルをしている人を論破するのは比較的簡単である。なぜなら「ギャンブルは勝てない」という圧倒的な事実があるからである。

「たまに勝つこともあるよ」そういう人は置いていく。「勝ち続けることができますか?」 「いいえ。。」 はい終わり。

次、ギャンブルにスリル、現実逃避、空虚を埋めるためやっている場合。この人たちを論破するのはやっかいである。無理かもしれない。まあ 試みよう。大抵はこちらだから。

ギャンブルに刺激を求めてしまう人は、「その刺激には際限はない」ということを覚えていてほしい。5000円で済んだものが、1万円、10万円、毎日1万円とその刺激は際限がなくなっていく。

もう、脳みそが「もっと、もっと、もっとくれよ!!!!」という状態である。

で、あるならば、もう立派な「病気である」本当に。残念ながら。あなたの地域に「ギャンブル依存症外来」があれば明日にでも行った方がいい。そういうレベル。本当に。

アルコールや薬物と同じだから。何となくギャンブルは合法だし、身体に影響はあまりないので、他の依存と違うと考えがちだけど、同じである。

「もっと、もっと、もっと!!!!」という状態は物質依存と同じである。本当に医療機関、自助グループにつながってほしい。それでも何年もかかると思う。僕は28年やってきて、1年やめられたのは2回である。完治はないが回復はあるという「病気」である。

そのあたりを理解していない人が多い。「いずれ辞めれるさ」「自助グループ?俺はそんなやつらとは違う」「なんで他人にお金を管理してもらう必要があるのだ」「なぜ、俺が医者にいかねばならない」などなど。

大抵、ギャンブル依存症の人は僕も含めて「自分が正しい」と思っているので、人の意見は聞かない。

本当に、本当に、「底つき」になって、「どうやってもギャンブルをやめるしかない。ギャンブルをやめるためなら何でします。どうかお願いします!」とならないと変わらない。本当に変わらない。嫌になるほど変わらない。

「そんなことはないし、あれほど落ち込んだんだから、もうやめるんだ!!」と何度言ってきたことだろう。僕も含めて。

変わるというのであれば、行動を変えるしかない。

・ギャンブルのやめ方を誰かに聞いてみる。

・自助グループに行ってみる。

・オンラインのミーティングに出てみる

・任意整理をしてみる。

そういうことである。行動が変わらなければ変わらないのと同じである。

どうだろうか?今日の記事を読んで「何かっこつけてんだ!こいつ、胸くそ悪いやつやなあ」と思っただろうか。なるべく丁寧に書いたつもりだ。何か思うところがあれば嬉しい。

P.S

僕が任意整理した時、「これでもう借金はできないな」とほっとしたものである。まるで違法行為の依存症者が逮捕されて「これ以上できないな」とほっとしたのと少し似ている。

今日も賭けない一日をありがとうございました!