仕事について。

仕事について話せば、長いような短いような。そもそも僕は大学を出てから就職しなかった。時代は超氷河期だから、というわけでなく、「働きたくなかった」というのが本当のところだった。

大学で鬱にもなっていたし、社会に出るのが怖かったし、何より、「働くのは負け」だとも思っていた。だけどもちろん働かなくては食べていけない。最初はフリーターとかしていたけど、稼ぎは知れていて、2~3年でやめて、実家に戻り、実家に寄生していった。

まあ 引きこもりだよねえ。短い仕事はしたけど6か月とかでやめたりした。飲食店でもバイトした。その前に塾を自分で経営すると言って身内から金を引っ張り、場所を借りてやったりしたが、営業もしたことないガキがうまくいくはずもなく、さらにギャンブルをしていたので、お金を溶かしただけで終わった。

30歳になってから、身内の不幸があり、実家に居れなくなり、いよいよ働かなければいけなくなり、だけど職歴もなく、資格もないので、当時流行っていた派遣で働いた。働ければどこでもよかった。

宇都宮の工場で働いた。やめてから四日市市の半導体工場、宮崎の半導体工場で働いた。 働くことにも慣れて行って少し希望を持って新しい会社に移ったが「派遣切り」でメール1通で解雇された。車で宮崎から青森まで帰った。

35歳から介護の仕事を始めた。もともとやりたかったけど、給料の水準もあり躊躇していた。地元は実績がないと働けなかったので、埼玉で住み込みで働いた。2年働いて、地元に戻って、介護の仕事を続け、介護福祉士を取った。

現場の仕事はきっと体力的に持たないと思っていたので、埼玉にいる間に専門学校に通い、3年後に社会福祉士を取って、病院の事務に転職して5年目ですね。←いまここ。

まあ 福祉業界はこれからだと思っていたので、流れに乗って、何とか食いつないできた感はありますね。途中、介護業界で「これは食えない」と思ったり、「この給料じゃ結婚は無理」と思ったりしましたが、今は正社員だし、賞与もあるので、頑張っている方ではないでしょうか。

そもそも僕は環境や対人関係に慣れるのが大変なので、労働自体が大変なのですが、今は理解ある人たちの中で「自分のできる仕事」をさせてもらっているのでありがたいですね。

ただ、その仕事もそろそろかなあとは思っているので、次の準備はしてはいますが、このご時世だし、簡単にやめるわけにもいかないし、不安ですね。

というわけで今は現状維持ですかね。借金もあるし、養育費もいあるし、まずはそこのめどを立ててからですね。

仕事についてはそんな感じですかね。働くことに特に何も求めていませんかね。「生活できるお金」を稼げていければ何でもいいですかね。「食うために働く」それがシンプルで好きですね。

今日も賭けない1日をありがとうございました!