村上 龍の小説に「五分後の世界」という傑作があるから読んでほしい。という話ではなくて、誰でも未来のことはわかりませんよ。という話です。
ちょっと思い出してほしい。1年前の今日、あなたは何をしていただろうか、そして、1年前のあなたは1年後の今のあなたを想像できただろうか? 無理ですね。たぶん、誰しも想像のつかない今を生きていると思う。
そう、誰にも1年後のことなんてわからないということ。それが良いことであっても、悪いことであってもである。もちろん、誰しも悪い未来になるんてことは想像しない。だけど悪い未来になっていることもある。
何を言いたいかというと。。。上記のようなことをぼーと考えていたら現実にシンクロしてしまった。それによって僕は確信を得た。
「人間は5分後のことさえ、わからない」ということ。
ましてや、明日のことすらわからない。当たり前だが、ではどうすればいいのだろうか? 簡単である。
「今を生きる」
これしかない。そして人生は「今」の連続であるし、「今日」の連続である。「明日」のことがわからないからと言って不安がることはない。昔から言うではないか、「明日のことは思い煩うな。今日の糧は用意されている」と。
だから、あまりいろんなことを気にするな。ということである。人生は短い。いろんなことを気にし過ぎる暇はない。
あれこれ考えているよりも外にでてみよう。そして、落ち葉を踏みしめたりして、「植物はなぜ紅葉するのだろう」なんてことをふと思ってみよう。
よい祝日を。