いきなりステーキとスポーツクラブの話。

いきなりステーキが大規模閉店するというニュースがあった。僕の地元の田舎でさえ、2店舗できた、だけど行ってない。話題になっていたから行ってみたいと思っていたのだが、チラシをみたら単価が2000円前後、「高い」と思ってしまった。客もガラガラらしいのでたぶん2店舗とも閉店するだろう。

どんなにおいしくても、経済的に手が出なければ行かないのである。それが田舎である。「すき家」か「吉野家」で十分。あとラーメン屋。ココイチでさえ単価1500超えそうだから高いと思ってしまう。

いきなりステーキだって行ってみたかった。でも何だかマスコミで騒いで、勝手に閉店しただけみたいなイメージである。よくわからない。そもそもステーキにそんなに需要がない。僕がよくする外食は牛丼、ラーメン、回転すしくらいだろうか。

こういうことを言うとよく言われるのは「おいしいものが高いのは当たり前」みたいなことなんだけど、それは給料上げてから言ってほしいなあ。そりゃあ外食にかけるお金があればいくらでも外食しますけどね。食費にかけるお金が数万円の家計では難しいだけの話。

あと最近僕の地元ではスポーツクラブが3軒くらいできたんだけど、そんなに需要があるのかなあ。これも潰れると思う。そのうち行かなくなるのに月7000円も払えない。というのが現状である。昔は僕も通っていたが、今の僕の家計の状態では支払えないという決断をした。楽しいんだけどね。

という具合に僕らの行動や消費は使えるお金に左右されている。使えるお金とは所得である。つまり多くもらえる職場によって消費、行動、はたまた出生率まで左右されてしまうということになる。

もうそうなると田舎では何が儲かるのかよくわからないなあ。みんなお金ないから外食はしないし、服はユニクロか、しまむらだし、ますます経済は縮小していくだろうなあ。ということを見越して仕事をしてく必要がある。

だまっていたら、田舎で仕事として成り立つのは介護か医療か公務員か葬儀屋しかなくなると思う。まあ現になくなっているんだけどね。たぶんこれからは個人で稼ぐ時代になると思うし、それに向けてスキルをあげていきたい。