オリジナルとは何か?

最近読んだ記事の中で、ドラマ「孤独のグルメ」の話があって、あの中で主人公は自分の勘だけを頼りにその土地の飲食店を決めて入る。その感覚が大事だよね、みたいな記事があって、確かにそうだなと思った。

特に僕は影響されやすいし、食べログも映画のレビューも本の帯も参考にする、というか影響されてしまう。最近、アマゾンプライムからネットフリックスに映画見るのを変えたのだが、ネットフリックスにはレビューがない。それが最初のうち不便だなあと思ってしまった。

いかに自分がレビューや口コミに左右されているかがわかった。まあ、でも入り口はレビューでも感想は違うのでいいんだと思うけど。

そもそも、オリジナルの感覚ってなんだろうなと思う。今の時代、ネットで調べるのが癖になっているし、何も情報のない状態で自分だけの勘で探すというのも逆に不自然な気もする。そもそも、いろんな経験や意見を参考にしなければ、自分の意見というものは構築されないわけで、だから、いろんな意見があっていいと思う。

例えば、「自分はギャンブル依存症ではないか」と思ったとする。「同じ症状の人がいないか調べてみる」とか「ギャンブルをやめた方法を調べてみる」とかそういうプロセスってあるよねえ。

ただ、やみくもに「ギャンブルやめたい」と思っていても、どうにもならない気がする。ギャンブルをやめた人とかギャンブル依存症の人の経験や体験を参考にして真似ることから始めてみてはどうだろうか。

話がバラバラになってしまったけれど、人の意見は鵜吞みにするのではなくて、参考にする程度がいいんだと思う。それでも参考にしてやらないよりはやった方がいいと思う。